吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

イヌとネコの見分け方

フリースクールに通う、小3息子の話。

 

息子とは、フリースクールが終わると、フリースクールに隣接する公園駐車場で、私と待ち合わせ。

 

その日も、フリースクール終了後、駐車場に来た息子が、

「さっきねぇ・・・」

と、私に話し始めた。

 

「ここに来るまでの途中で、ネコを散歩している、おじさんがいたの」

「だから、オレ、”かわいいネコちゃんですね!”って、おじさんに話しかけたの」

「そしたら、おじさんが、これは犬なんだよ~って教えてくれたの」

「ホントに”ワン!”って鳴いたんだ!」

「犬だった!」

 

息子本人は、至って真面目。

至って、普通のことと、淡々と話す。

 

私は、いろいろ面白かったのだが、愛犬をネコと言われた、おじさんは、どう思ったろう??

 

気分を害してなければよいが・・・。

19年目にして

数週間続いた、子どものゲーム機問題は、本日解決に至った。

 

娘と手を取り合って喜んだ。

 

ルンルン気分で、年が越せる。

reysolharukei.hatenablog.com

 

さて、私は、今年もあと2日という、この時期に、初体験をすることに。

 

その初体験というのは「結婚19年目にして、初めて、お節を作る」

 

今まで、年末年始は、家族全員もしくは、夫と子どもが、夫の実家でお世話になっていた。

 

なので、私は、お節料理を自分だけで作ったことがない。

 

それが、今日になって、義父がコロナ陽性となったため、今年は、義実家へお出入り禁止。

 

「初めて家族全員で、自宅で年越し」というのが、急に転がり込んできた。

 

そんな訳で、19年ぶりのお節作り。

 

お節を知らないわけではないが、行った先のスーパーで、はて??と手が止まる、足が止まる。

 

ちょっとまて、我が家のお節は、オーソドックスにいくのか、食べるものだけの現実的にいくのか。

 

それを決めないと、買うものが、変わってくる。

 

義実家は、オーソドックスであった。

 

だが、子どもたちは、ほとんど食べなかった。

 

かくいう私も、栗きんとん・黒豆などの甘い味のものは苦手。

 

余ってもなぁ・・実家も、母が余ったお節に苦悩し、年々、定番の食材が消えていったっけ。

 

カートを押しながら、スーパーをグルグル周り、あれこれ思案。

 

結局、我が家は、余り物がでない現実的なお節にすることに。

 

とはいえ、はて、何を作ろうか。

 

肉コーナーは、いつもの倍に牛肉コーナーが広がっていた。

 

ほう・・牛肉を、皆さん食べるわけか。

 

思い浮かべる。

 

すき焼きにしてみたら・・野菜嫌いの夫と子供たち、肉しか減らない。

 

ただでさえ高くなっている牛肉が、いくらあっても足りない。

 

いつまでも残る野菜だけを食べる私が、そこにいる。

 

ダメだ。牛肉却下。

 

いや、そもそも、すき焼きは、結婚してすぐに1度したのだが、わりしたの味の違いで、夫と揉めて、それ以来作ってないのだった。

 

結局、エビ・伊達巻・蒲鉾・卵焼き・数の子を買って、あとはいつも作る副菜・いつも作るメイン料理に。

 

そういやぁ、重箱もない。

 

大皿で何とかしよう。

 

どうも、我が家は、誕生日や行事に出すメニューが、見た目が、毎度、似たかよったかの気がする。

 

後年「あなたの家のお節料理はどんなのでした?」と聞かれて、子どもたちは、何と答えるか。

 

知らん、知らん。

 

でも、自宅で家族全員で初めての年越しに、ウキウキしている自分がいる。

 

明日は、キレイなお節料理の写るSNSは見ないことにしよう。

音痴、暗中模索中

私は、機械音痴だ。

 

機械音痴だから、ゲーム機も音痴。

 

ゲーム機は、子どもの頃から、持ったためしがない。

 

理由は、ゲーム機の、コントローラーを使うことが、壊滅的に下手くそだから。

 

そんな音痴が、ここ数週間、頭を抱えている。

 

理由は、子どものゲーム機の調子が悪い。

 

コントローラーが動かないとか、画面が真っ暗とか、の問題ではない。

 

通信というのか、ネット上のというか、そんな感じの問題なのだ。

 

子どもの遊んでいるゲームは、ゲーム機を開けば、すぐできるというのではないらしい。

 

まずゲーム会社のHPで会員登録などを済ませる。

 

それから、子どもの持っているゲーム機に、その登録した会員情報を紐付けしてから、ようやく遊びましょうとなる。

 

登録と紐付け。

ものの3分ほどで終わりそうな手続きが、これが、機械音痴の私にはできない。

 

ものの3分の行程が分からない。

 

ゲーム会社HPの困ったときのQ&Aを、会社への問い合わせメールに頂いた回答を、声に出して読んでみる。

 

しかしながら、言語明瞭 意味不明 とは、このことよ。

 

私の分からない加減は、言うなれば

「ここに、ひらがなで書いてください」

と言われ、

「え?ひらがなって何ですか?」

と言っちゃうレベルだ。

 

ゲーム会社の書いてある文章の意味が、分からない。

 

小5娘と、小3息子が同じゲームで遊んでいるが、ゲーム機を各々持っているため、会員登録を各々しなくてはならない。

 

私、これが分かるまでに数日かかった。

 

更に、まず会員登録した、小3息子のゲーム機の紐付けに数日。

 

息子の方は、クリア。

 

そして、小5娘の会員登録に、また数日。

 

何とか、ここまで、こぎつけた。

 

あとは、ゲーム会社から送られてきた、暗証番号を、娘のゲーム機に入力…という段階で、暗証番号エラーとなった。

 

20桁もあるような、長い暗証番号ではない。

たかだか数桁。

 

「老眼とはいえ、数桁の番号を何度も間違えるほど、こちとら朦朧してないわ!!」

と、ゲーム機に怒鳴ってみても、

「番号が違います」

とゲーム機は、すまして、エラーメッセージを画面に出すばかり。

 

ゴール目前で、まさかの…。

 

泣けてくる。

 

このゲーム会社、困ったときに、電話やチャットで手取り足取り教えてくれる、システムがない。

 

困ったときは、メールのみ。

 

それをした会社側の気持ちも、分からなくはない。

 

だが、私のようなドドド素人は、何が分からないかも、分からない。

 

何度か、ゲーム会社に問い合わせメールをし、返信も頂いたが、私の教えて欲しいことが、相手に伝わっていない。

 

私も、どうメールに書いていいのか、説明していいのか分からない。

 

もどかしい。

 

あぁ、電話で教えてくれたら。

 

頭を抱えながら、ふと思い出した。

 

「この情報を知りたいんだけど、この会社に電話すればいいのかしら?」

未だに、調べものは、まず電話という80才の母にやれやれと思っていた私を。

 

今の私は、きっとゲーム会社の人からしたら「やれやれ」な存在なんだよね。

 

自分の置かれた立場はわかったが、問題解決はしていない。

 

暗中模索。

今、この意味を聞かれたら、私は満点の答えが言える。

 

これが、もしも解決したのなら、私は、少しは、機械音痴克服になるのだろうか。

 

それとも、更なる音痴に磨きが、かかるのか。

 

やれやれ。

我が家のクリスマス

クリスマス本番は今日なのは承知しているが、我が家のクリスマスは、イブの昨日終わった。

 

昨日は朝から通常の家事をして、そこから、クリスマスメニューの食事を作り始めた。

 

メニューは、子どもの好きな、且つ、作るのに面倒でないもの。

 

クリスマスにだけ作るメニューなど、我が家にはない。

 

いつも、食卓にメイン料理として1品だけ出されているものを、今夜、一挙大放出!=それが豪華=それがクリスマスメニュー

 

私の子どものときは、鶏の唐揚げとポテトフライが、パーティーメニューだった。

 

揚げ物が食卓にあると、何だかいつもと食卓が違ってみえて、嬉しかったなぁ。

 

そんなことを思い出しながら、昨日も、鶏の唐揚げを作った。

 

他のおかずは残ったけれど、鶏の唐揚げだけは完売。

 

今も昔も、鶏の唐揚げは、人気メニューってことなのね。

 

そうそう、昨夜はサンタ代行業も、昨年同様に疲れた。

 

サンタ追跡サイトで23時に、日本到着というので、20時に全員就寝したものの、普段は寝つきのいい小3息子がなかなか寝ない。

 

やっとその息子が寝たと思ったら、小5娘が起き出し。

 

そうこうしているうちに、中2息子も意識を取り戻し始め。

 

仕方なく、私は、腹痛でトイレに何度も行くという演技を夜中にすることになった。

 

「トイレに行く」「胃薬を飲んでくる」と言っては、隣室に、隠しておいたAmazonの段ボール3つを、音をたてず開封

 

途中、トイレの水を流し、薬を飲むふりをし、また戻って、中のプレゼントを玄関に置いた。

 

そんなわけで、サンタ、今日はもう朝からずっと、ダラダラ。

 

クリスマス本番の、我が家の食事?

 

昨日の残りものですよ。

 

サンタからのプレゼントに夢中で、誰も、食事内容に文句を言わなかったのが、救いですよ。

 

メリークリスマス!

ある日の、夕飯での話

小3息子と、中2息子が、ケンカをした。

 

正しくは、小3が中2にケンカをふっかけたというべきか。

 

原因は、夕飯に出した、我が子3人に人気の、手羽元の煮込み。

 

「子ども」「大好物のおかず」「ケンカ」ときたら、もう察しはつくだろう。

 

そう、

「お前の方がオレより、おかずが多い!ズルイ!」

それ、それ。

 

確かに、その日の手羽元の煮込みの量は、いつもより少なかった。

 

だが、その分、副菜を多くしたので、それなりにお腹にたまるだろうと思ったが、甘かった。

 

「おかわりは、出されたものを、まずは全て食べてから」

というのが、我が家のルール。

 

中2息子は、サッサと全て食べ終え、おかわりをしようと、手羽元の残っている台所へ。

 

小5娘は、おかわりは、いらないと言った。

 

その代わり、小3息子が

「オレも食べるから、残しとけよ!!」

「沢山取ったら、承知しないからな!!」

兄に向かって、一丁前に吠える。

 

しかし、吠えている当人は、まだ嫌いな副菜に手こずっている。

 

中2息子は、残っている手羽元を、弟の分と、自分との2つに分け、それぞれの皿に入れた。

 

誰もが、正解と思う行動だったが、小3息子だけは違った。

 

「何で、お前が手羽元を分けるんだぁ!!」

「お前が分けたら、オレの分を、絶対に少なくするだろう!!」

「分けるのは、オレがやるんだぁ!!」

夕飯を並べたテーブルを、バンバン叩いて、泣いて猛抗議。

 

抗議を受けた中2兄は、呆れ顔で

「そうは言っても、お前は、まだ食べ終わってないだろう?」

「おかわりの資格は、ないんだよ」

 

しかし、ヒートアップした弟の耳には届かない。

「オレは、自分で、手羽元を取りたかったぁぁ!!」

「バカぁぁ!!」

「お前が、全部悪いんだぁぁ」

 

そのうち冷静だった兄も、ヒートアップ。

「お前、おかわりの資格がねぇの!」

「それでも、お前の分を取っておいてやったんだよ!」

「バカはお前だ!」

 

そんなケンカの中、娘と、私の女性2人は、何をしていたって?

 

男2人がギャンギャン言っている隣で、女2人、知らん顔を決めこんで、携帯や、ゲーム片手に、ゆっくり食休み。

 

「仲裁?するわけないよ~」

「あと1時間後には、このケンカも終わるし」

そう思っていたと、娘が後から話してくれた。

 

あら、以心伝心。

私も、そう思っていた。

 

1時間後、男たちはケロリとしていた。

 

ほらね。

かくれんぼ今昔物語

「今日ね~、かくれんぼしたんだぁ」

小3の息子が、フリースクールの帰りの車の中で、言った。

 

「誰としたの?」私が尋ねると、

「Aさん、Bさん、Cさんと」

と、答える息子。

 

フリースクール通学も2年半。

 

近頃、息子の話の中に、同じフリースクールに通う人の名前が、出てくるようになった。

 

そして私も、息子の言う人の、名前と顔が段々と一致してくるように。

 

今回、かくれんぼをしたという、お三方を、私も知っていた

 

だが…その名前を聞いて、はて…と思った。

 

お三方とも20代の男性。

 

小3とのかくれんぼに、1人ならまだしも、3人もの20代男性が付き合ってくれたのか??

 

どんだけ優しいのか。

 

それとも、何かの罰ゲームか。

 

息子に、かくれんぼのことを、更に尋ねると、かくれんぼは、室内で行われ、罰ゲームでもなかったと。

 

さして広くないフリースクール内で、20代男性3人と、小3が、かくれんぼ。

 

ほぅ…。

 

フリースクールで、あまり隠れる所ないでしょ?隠れ場所探すの大変じゃなかった?」

私が聞くと、息子が、少々怪訝な顔をした。

 

「かくれんぼって、ゲーム(機の中)でね」

 

嗚呼…了解。

原宿竹下通り

小5娘が、YouTubeをみて「原宿竹下通りに行ってみたい!」とリクエストしてきた。

 

はて、私が竹下通りに最後に行ったのはいつだったろう。

 

思い出せない。

 

思い出せないまま、その日、小5娘と小3息子と私は、竹下通りに降り立った。

 

原宿駅改札を出ると、あの細い道と、ごったがえす人が、すぐに目に飛び込む。

 

そうそう、あれだ、あれ、あれ、竹下通り。

 

おや、改札前の信号機が、新しい。

 

竹下通り入口に、あんな大きな飾りはあったかな?

 

子どもたちに、迷子にならぬようにと注意して、いざ。

 

おや?何か、こぎれいになっている?

 

屋台が、露店が、ない。

 

私の頭の中の竹下通りは、左右に小さな店がギッシリあり、

 

その店の前には、アイドル生写真売りの人と、キッチンカーのような小さなクレープ屋が交互にあった。

 

更に、アイドル生写真を熱心に眺める人、クレープを買う列も。

 

だから、ただでさえ狭い通りは、人の間を、ぬうようにしなければ前に進めない。

 

それが、竹下通りだったはず。

 

だが、只今は、令和の時代。

 

アイドル生写真を道で売っている人はおらず…というか、どこに行ったのか?

 

クレープ屋は、きちんと建物内に入居。

 

あの頃、前後左右にいた、宇宙から来たのかと思うような服や、髪型のお兄さんお姉さんもいない。

 

代わりに、外国語がよく聞こえる。

 

そりゃ、令和の時代に、生写真と露店のクレープもないか。

 

小5娘は、YouTuberが食べていたという、お目当てのいちご飴を、小3息子はクレープを食べ、ご満悦。

 

なるほど、通りの端っこで立ったまま食べるのは、昔も今も変わらずね。

 

そうやって、キャラクターショップや、雑貨屋をのぞき、親子共々、まさに足が棒になったころ、帰りの電車に乗った。

 

小5娘は、再度訪問を熱望。

 

小3息子は、クレープ目当てに鳩が近づいてきたから、もうイヤだと。

 

息子は、動物が大の苦手なのだ。

 

原宿は、今も確かに若者の街だが「時代の最新発信元とは、ココのことさ!」とキバをむいて息巻いていた頃とは違っていた。

 

代わりに、誰でも受け入れる度量が深くなったというか。

 

どちらがよいかは分からないが、親となった身からすると、今の方がいいなぁ。

 

私の青春の思い出の街が、今度は娘たちに引き継がれるのも、いいなぁ。