19年目にして
数週間続いた、子どものゲーム機問題は、本日解決に至った。
娘と手を取り合って喜んだ。
ルンルン気分で、年が越せる。
さて、私は、今年もあと2日という、この時期に、初体験をすることに。
その初体験というのは「結婚19年目にして、初めて、お節を作る」
今まで、年末年始は、家族全員もしくは、夫と子どもが、夫の実家でお世話になっていた。
なので、私は、お節料理を自分だけで作ったことがない。
それが、今日になって、義父がコロナ陽性となったため、今年は、義実家へお出入り禁止。
「初めて家族全員で、自宅で年越し」というのが、急に転がり込んできた。
そんな訳で、19年ぶりのお節作り。
お節を知らないわけではないが、行った先のスーパーで、はて??と手が止まる、足が止まる。
ちょっとまて、我が家のお節は、オーソドックスにいくのか、食べるものだけの現実的にいくのか。
それを決めないと、買うものが、変わってくる。
義実家は、オーソドックスであった。
だが、子どもたちは、ほとんど食べなかった。
かくいう私も、栗きんとん・黒豆などの甘い味のものは苦手。
余ってもなぁ・・実家も、母が余ったお節に苦悩し、年々、定番の食材が消えていったっけ。
カートを押しながら、スーパーをグルグル周り、あれこれ思案。
結局、我が家は、余り物がでない現実的なお節にすることに。
とはいえ、はて、何を作ろうか。
肉コーナーは、いつもの倍に牛肉コーナーが広がっていた。
ほう・・牛肉を、皆さん食べるわけか。
思い浮かべる。
すき焼きにしてみたら・・野菜嫌いの夫と子供たち、肉しか減らない。
ただでさえ高くなっている牛肉が、いくらあっても足りない。
いつまでも残る野菜だけを食べる私が、そこにいる。
ダメだ。牛肉却下。
いや、そもそも、すき焼きは、結婚してすぐに1度したのだが、わりしたの味の違いで、夫と揉めて、それ以来作ってないのだった。
結局、エビ・伊達巻・蒲鉾・卵焼き・数の子を買って、あとはいつも作る副菜・いつも作るメイン料理に。
そういやぁ、重箱もない。
大皿で何とかしよう。
どうも、我が家は、誕生日や行事に出すメニューが、見た目が、毎度、似たかよったかの気がする。
後年「あなたの家のお節料理はどんなのでした?」と聞かれて、子どもたちは、何と答えるか。
知らん、知らん。
でも、自宅で家族全員で初めての年越しに、ウキウキしている自分がいる。
明日は、キレイなお節料理の写るSNSは見ないことにしよう。