先日、寝る前に子どもたちに読みきかせをしていたときのこと。
最近、我が家では 読みきかせは携帯の童話サイトのものにしている。
挿し絵はあまりないが、寝転んで読めるし 絵本より話が短いのがいい。
この時間、エネルギーほぼゼロの私の身体には これが精一杯である。
前置きが長くなってしまった。
その夜の話は「マッチ売りの少女」
6才の末っ子が話を知らないというので、それはまずかろうと選択した。
しかし、読み始めてまもなく6才から質問がでた。
「お母さん、マッチって何?」
そばにいた7才の姉も「見たことあるけど、使い方知らない」と。
「え?マッチって・・ほら、火をシュッってつける・・短い棒でさ・・」
いやはや、マッチの説明からすることになろうとは。
確かに、マッチを彼らは知らないかも。我が家では、バースデーケーキのロウソクも、チャッカマンでつけるし・・。
そんな訳で、百聞は一見に如かずで 携帯でマッチを検索してみると ご丁寧にも「マッチのつけかた」の動画があった。
動画では、マッチと灰皿が出てきた。
「お母さん、マッチって、どっち?」6才が尋ねる。
タバコを吸わない我が家には灰皿がない。
え?そこから??
動画が始まると、6才と7才が大興奮。
「うわぁ!火が出た!」
「何で?何で?」
「この人、マジシャンだ!」
「すご~い!」
で、子ども2人の結論・・「マッチ売りの少女、何度もマッチで火をつけられて、すげぇ」と。
なんだろう・・言い知れぬ 複雑な感情が私の胸に残る。
ジェネレーションギャップなのか?マッチすら教えていなかった、私の教育が間違っていたのか?
そして最大の不安は・・・・・
「マッチ売りの少女」って、そういう感想でいいのか~~~!!??