吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

神がいるかどうかは知らないけど

お題「最近気になったニュース」headlines.yahoo.co.jp


神がいるかどうかは知らない。


だけど、時々 説明できないような「偶然」がうまれる。


父親のように慕っていた亡くなった人の携帯にメッセージを送り続けた人と、


亡くなった人の携帯番号を偶然引き継ぎ、そのメッセージを黙って読み続けた人。その人は娘を亡くして傷心の日々だった。


4年間。


どんな気持ちで送り、どんな気持ちで届いたメッセージを読んだのだろう。


彼らの4年間は短かったのだろうか、長かったのだろうか。


今日 私は、下の2人の子どもを連れて夫が外出。長男と久しぶりに2人きりで昼食をとった。


神がいるかどうかは知らない。でもさ、時々。


水筒を乾かす


これ、名前の通り 水筒を乾かすのに良いので重宝している。


我が家では、子どもと夫が 毎日水筒を持参して仕事なり学校、幼稚園に行く。


夜に水筒を洗い、さて 朝には 中が乾くかといえば「否」である。


かなり水分が残ったまま、またお茶を入れる。


そのルーティンが、長年 気になっていた。


問題はまだある。


洗った水筒を置く場所である。


水分があるから台所に置く。
しかし、朝になっても乾かぬ1.2Lの水筒2本と、750nlの水筒2本。


戦場のごとき朝の台所で、それらが陣取っているのは、ハッキリいってジャマ。


戸棚に 水筒を置く場所は確保してあるのだが、乾かぬ水筒がそこに置かれることはない。


水筒がないのに、いつも空いている 戸棚の空間。
水筒があるために、いつも空かない 台所の空間。


これを解決したのが、上記のもの。


水筒を洗った後、我が家は水筒を倒して置く。その中に、ポイッとそれを入れて放っておけば 朝には水筒の水分は、ほぼ100%乾いている。


そんな訳で、夜に洗った水筒は ずっとそのために空いていた戸棚に戻り、台所は広く使えるようになったわけなのだ。


乾いた水筒に入れるお茶。衛生面でも 以前よりは良いはず。


ズボラには、非常に良い1品。


自慢しようと、夫や子どもたちに話したら「別に、お茶の味は変わってないし」と。


伝わらない あぁ伝わらない 伝わらない。

仮面ライダーふりかけ

私が小さい頃から、アニメのキャラクター関連商品というのはあった。


文房具や玩具はもちろん、食品も。我が家は、その類いのお菓子は買ってくれたが、おかずとなるような食品はダメだった。


袋や、食品のごく一部にキャラクターが描かれているだけの割高な(個人的にそんな気がする)ソーセージや、チーズ、ふりかけ等々を 当時の私は欲しくてたまらなかった。


その食品じたいが好物というわけではない。完全に見た目のみ。


6才の末っ子が、幼稚園のお弁当に 戦隊ヒーローのふりかけを持ってくる子がいるという話をしていた。


以前の幼稚園は 毎日給食だったが、今の幼稚園は週の半分が弁当。


弁当の見た目は気にならないが、そういう弁当の付属品は気になるらしい。


しかし「買ってくれ」とは言わない。


その代わり、スーパーで買い物をしていると「ヒーローの ふりかけ を見てくる!見るだけ!買わないよ」と言い残し、いそいそと売り場に急いでいく。


そういうことが何回かつづき、毎朝の「幼稚園やだ~!!」の登園拒否もあり ふりかけで幼稚園に行く理由の1つになればと買うことにした。


仮面ライダーの4~5種類の味がある、ふりかけセット。


「うぉ~!!買ってくれるの?有り難う~!うぉ~!やったぁ~!やったぁ!」店内中に響きわたるような 雄叫びをあげて、息子は喜んだ。


会計を終えたふりかけセットを、自分でしっかと両手で包み込む。


「オレ、本当は これが欲しかったんだよねぇ」

「クラスの子が、別のヒーローのふりかけを持っていたんだ」

仮面ライダーのふりかけは、オレだけかなぁ?いな、A君ももってたかなぁ?」


「見て!いろんな種類があるって、袋に書いてある!明日の弁当には何をもっていこうかな」


「よし!今から決めておこう!」


「お母さん、弁当にご飯入れてよ!そうしないと、ふりかけ使えないからね!」


「オレ、これ欲しかったんだよね!」


「クラスの子が別のヒーローのふりかけ・・・」


話が、ループしている。


足がスキップしている。


今日、幼稚園の遠足。お弁当と一緒に赤い袋の仮面ライダーふりかけを持っていった。


週明けの、いつもの盛大な登園拒否モードは一転 「早く幼稚園行こう!」と。


幼稚園までの道のり。話は、仮面ライダーのふりかけについて。


「B君も、オレと同じ仮面ライダーのふりかけあるって言ってた」


「お母さん、ちゃんとお弁当にご飯入れた?」


「ふりかけ、赤い袋に描かれた仮面ライダーの名前は何だか知ってる?オレは知ってるけどね~」


そんなテンションのまま、いつもは嫌がる幼稚園の門を1人でくぐっていった。


さて、この仮面ライダーふりかけ効果は いつまで続くか。


そういえば、私は 昔、何のふりかけが欲しかったんだっけなぁ。ゴレンジャーだったか、キャンディキャンディだったか。


そういえば、私はこんな風に喜びを表に出すのを最後にしたのは いつだったか。


こんな喜びかた、私もしてみようかなぁ。怒るのは、得意中の得意なんだけど。


さて、口角をこう上げて。スキップを・・外でしたら・・パトカーのサイレンが聞こえそう。

冷めたコーヒーが思うこと

ここ数年、ほとんど食べなかったお菓子を ここ数日食べている。

ケーキとかの上品なものではなく、煎餅とかポテトチップスの類い。

それも 1枚や2枚のかわいい量ではなく、1袋とかいう身体に悪い量。

当然ながら、夏に2か月かけて3キロ減った体重は2日で戻る。そして減らない。あぁ無情。

そして食事量も増えた気がする・・いや気がするではない。確実に増えた。

あまり空腹じゃないのに、なんとなく手が出る。ガマンしたとしても、子どもが寝た後に食べる。

もちろん、いけないと分かっている。分かっているのに!

今、子どもたちの習い事を待ちながら ハンバーガー店でコーヒーをすすり ブログを書いている。

周りからは、ハンバーガーやポテトフライのいい香り。食べている人は、皆スレンダー。

我が家の台所にある大根の煮物を思い出す。

夕食に食べようと思っていた大根が、このハンバーガーの香りを嗅いでいると何だか貧相な食べ物に感じてくる。

こういう一瞬の気の迷いで、揚げ物を買ってしまい後から後悔するのだ。

こんな、ありきたりな文章を書いている今、履いているジーンズがキツイ。

たしか、先週はキツくなかったはずなのに。

大根を食べよと天使が囁き、揚げ物は旨いぞと悪魔が誘惑する。

テーブルの冷めたコーヒーだけが「そんなこと、どうでもいいさ」と言ったいるみたいだ。

父の誕生会

少し前の週末、実家で父の誕生会をひらいた。父は、81才になった。


15年ほど前に 心臓、前立腺癌を立て続けに患って 太っていた身体はみるみる痩せていった。


止まらなかった食欲は、私の1食の量を1日かけて食べるようになった。


いつも 身体のどこかが痛むと言い、180センチの身長は腰が曲がり、目線が私と同じくらいになった。


何度も同じことを尋ねるのでイヤになると、母がたびたび愚痴をこぼす。


10年ほど前から 近所の小学校に、月2回ソロバンを教えに行っている。


入学式や卒業式に来賓として呼ばれるのだそうだ。学年の終わりには担当クラスから感謝の色紙をもらってくる。


パソコンどころか電卓もない時代の会社員には 必須だったらしい。「昔取った杵柄さ」と笑った。


その日、誕生日カード1枚に 家族でメッセージを書いて渡した。


料理は 父の好きな寿司と、揚げ物をスーパーで妹が買ってくれた。


糖尿もある父だが、今日くらいケーキが必要だろうと 妹がこれまた気をきかせて買ってきてくれた。


気のきかない姉(私)とその子どもは、ずっと実家でゴロゴロしていた。


ゴロゴロしていたお詫びに、ハッピーバースデイの歌を子どもたちと大きな声で歌った。


父は「いやぁ、有り難う、有り難う!」と言って笑っていた。


歌い終わってすぐに、子どもたちは我先にと料理に手を伸ばした。 

「兄ちゃん、食べ過ぎ!それ、残しておいて!」
「そのお寿司なぁに?食べたい!」
「オレも~!」
「ダメ!オレが先!」


「・・・まだあるから!落ち着け~!!」私が一喝。


ハイエナのごとき食争い。普段、一応 それなりに食べさせているつもりだがなぁ・・まったく。


父は、自分の食事より 子どもたちや、私たちに何度も「(遠くにある)料理は取れるか?」
「こちらに、まだ料理があるぞ」
と、気をまわし続けた。


そんな気遣いも、体調を崩した ここ数年のこと。


昔は、母が揚げた天ぷらを揚げたそばから手を出して 家族の分をすべて食べてしまっていたのに。


それが、今は1つ食べては箸をおき「お父さん、もう少し食べなよ」と母に言われて、半口食べ「皆、食べてるか?」と気遣って「大丈夫だから、お父さん食べなよ」と、また母に言われて「いや、オレは食べてるよ」と。


数日前に、病院で癌の転移を言われたらしい。


最近まで、ショックで口をきかなかったと母が教えてくれた。


父は「オレは100才まで生きる」と、数年前に宣言した。


自分の父親が若くして、あっけなく逝ってしまい父は苦労したらしい。


「自分の父親の年齢を越すことが目標だった」と、いつだったかポツリと言ったことがある。


誕生会のその日、父は何度も「有り難う」と言った。


いい日だった。

壁越え記念日

2学期が始まってから、毎朝「幼稚園行きたくない」と言い、幼稚園でも「帰る~!!」と絶叫と暴言と大立回り。


それが末っ子6才の息子の、ルーチン。


「ママと一緒じゃないとムリ」というので 私も幼稚園のクラスの隅に一緒にいたり、園庭で遊んだり、給食を一緒に食べさせてもらったり。


たまに幼稚園に1人でいられても、帰宅してまもなく お迎え要請の電話はすぐに入るし。


そんな1か月半。


それが、昨日から

「早く幼稚園行きたい」
「幼稚園の送迎バスに乗る」

と、ニコニコしながら園服を着て上機嫌で行き帰りするようになった。


憑き物がおちたかのような、人格交代?したかのような。


そう、以前の幼稚園に行っていたときのような息子に戻ったのだ。


すごくビックリしたし、もちろん嬉しいし、やっぱり安心した。


だが、どこか心の底から まだ喜べない、安心できない自分がいる。


何故って、昨日の朝は「家から出ない!」と大の字になって拒否し「スーパーに行く」といって連れ出し、車に乗せて幼稚園へ。


案の定、幼稚園の門の前で「帰る~!スーパーに行くんだぁ」と叫びながら 先生に引きずられていった。


この分では、昼前後には お迎え要請の連絡が入るだろう。たぶん。そう、いつものことだ。


ところが、連絡はこない。


連絡がきたのは、昼食時間も過ぎた13時半過ぎ。はいはい、今から迎えに行きますよ~と、思ったら


「息子さん、バスに乗って帰りたいと言っています。明日からもずっと行き帰りをバスに乗りたいと言っています」と。


「・・はぁ・・そうですか」
思いもしなかった連絡に、私は よく話が呑み込めず返事がちゃんとできなかった。


そして 兄姉帰宅よりも1時間遅く 家の近所のバス停へ迎えに行った。


きっと、むくれてバスから降りてくるにちがいない。


しかし、息子は笑顔で降りてきた。


今朝も、同じバス停の子と追いかけっこをしながら待った。


途中「お母さん、他のお母さんと もっとお喋りしなよ!ほらぁ!」と、人の心配までしてくれる。


何があったのか分からない。


壁を越えたみたいだ。たぶん。


きっと、この1か月半の攻防のことを 後々、息子は覚えていないだろう。


壁を越えたお祝いに、私はずっと先延ばしにしていた病院に行き、帰りにカフェでブログを書いている。


未来のいらぬ心配をするより、まずは喜ぼう。


こうやって、ブログを書いていたら、そう思えた。


だから、今日は、いや昨日か?壁越え記念日。

他人の懐具合

我が家の3人の子どもたちの誕生日は、毎回 義両親を招いて 食事をし、その後に好きなオモチャを義両親に買ってもらう。


11月は、7才の娘の誕生日。翌月はクリスマスもある。


誕生日が近づくと、娘は誕生日プレゼントと共に 寒い雪の国からくるサンタクロースからもらうクリスマスプレゼントも あれこれ考え始める。


先日「お母さん、私ねぇ サンタさんにゲーム機もらうんだぁ」
と、ニコニコしながら報告があった。


今まで、夫がだいぶ前に使っていたゲーム機を使っていたが 兄の持つ新しいゲーム機が欲しくなったようだ。


そして、その欲しいゲーム機は 兄のものより新しい最新版らしい。


最新版・・高いだろうなぁ。


ちょっと意地悪な心が「欲しいなら、誕生日にじいじとばあばに買ってもらったら?その方が早く遊べるよ?」


そう言ったら
「ダメだよ!ゲーム機高いんだよ。じいじとばあばのお金かなくなっちゃうでしょ?」


ほぅ・・祖父母の懐具合を考える年頃になったのかぁ。


「サンタさんは 世界中の子どものプレゼントを買うくらいお金持ちだから、高いのはサンタさんにもらうの!」


できればね サンタも安い 方がいい