吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

人間関係ってやつは。

私は、電話が苦手である。


事務的な電話なら、構わない。


苦手なのは「特に用はないけれど、電話してみた」というの。


そういう間柄だから、もちろん電話をしてくれる相手のことは嫌いではない。面と向かって話すのは大歓迎。


そんな相手なのに、電話となると途端に億劫になってしまう。早く切りたくなる。


知人に電話が好きな人がいる。


60代の彼女は、以前住んでいたところで知り合った ご近所さん。


子どもの面倒をみてくれたり、私の育児疲れを気遣ってくれたりと 何かと親身になってくれた。


ただ、メールが苦手らしく代わりに電話が かかってくる。


どうも「緊急事態=電話」「メール=それ以外」という私の感覚だと戸惑ってしまうし、やっぱり顔が見えないままなんとなく話すのが苦手である。


そんなわけで、彼女からかかってくると 子どもがいれば子どもに代わってしまう。


忙しかったり、なんとなく億劫で出ないこともある。


そういえば、私はメールがない時代も 祖父母との電話はなんとなく苦手だったので 手紙をよく書いた。


両親や、妹との電話も苦手。


でも、結婚前の夫との電話は 好きだったなぁ。今は、すぐ切っちゃうけど。


今の恋人どうしは、恋の始まりも終わりもメールだという。


そんな事態は、嘆かわしい。人間関係が希薄だ。という記事を何かで読んだ。


嘆かわしい?そうかもしれない。


昨夜、以前に6才の息子が通っていた幼稚園のママ友からLINEがきた。


「幼稚園で1学期に撮影した写真が公開された。息子さんも写っているだろうから、PCで確認してみて。あなたが欲しい写真を、一緒に買っておいてあげるよ」


人間関係は希薄?そうかもしれない。そうじゃないかもしれない。

連休最終日

連休最終日、また午前8時過ぎに起きた 私。

 

夫は起きていない。また5時から3人の子どもは起きてテレビをみていた。

 

朝食は、カレーをつくっておいたが 誰も食べていない。

 

カレーを温め、子どもたちに出して、また私は布団に逆戻りした。

 

2度目に目が覚めたのは 9時過ぎ。お腹も空いてしまった。

 

子どもたちはカレーを食べ終えて、テレビ。

 

夫もどうやら起きてカレーを食べたらしいが、部屋に戻ったようだ。

 

遅い朝食を1人で食べ「そろそろ、テレビを終わりにして宿題をしなさい!」と、この連休、いや週末のお決まりのセリフを子どもたちに言う。

 

一斉にブーイング。これも、毎度お決まり。

 

ところが、10才の息子が「明日までの宿題がたまっていて 何時に終わるか分からない」という。

 

宿題が終わったら、どこかに出かけられるのだと思っていた弟妹はブーイング。

 

「どうして、この連休に少しずつやっておかなかったの?」

「昨日、一昨日と、宿題は全ておわったと言っていたじゃないの!!」

母も大大ブーイング。

 

別に、今日はどこかに出かける予定はなかったからいいのだが 宿題の内容が、息子の大嫌いな国語。

 

20個ちかくの言葉の意味を書かなければならない。

 

意味を書くだけなら、国語辞典ででも調べれば済む話だが 息子は国語が大の苦手。

 

まず、問題が読めない。だから、言葉の「読み」から調べねばならない。これがイヤで、今日まで先送りにしていたのだ。

 

これは、長くなるな。

 

午前10時に始めたものの、文句を言い、途中寝転がり、昼寝をし・・。

 

弟妹達が、時間を持て余し駄々をこねてきたので 部屋でゲームに夢中の夫に「子どもたちをどこかに連れていってくれ!!」と家から夫と子ども2人を追い出す。

 

なんだか眠くなってきた。文句タラタラ言っている息子をほったらかして、私は昼寝。

 

ようやく、夕方に「宿題ができた」と言うのでみてみたら ほとんどが間違い・字が汚くて読めない・意味が分からないまま辞書丸写し・誤字脱字のオンパレード。

 

これでは、イカン!!やり直し!!

 

「とにかく終わったんだから、いいだろう!!」

「もうやりたくない!!」

という息子と、大喧嘩。

 

結局、終わったのは 午後8時半。

 

宿題が終わったころに、出かけた夫と子供2人が帰宅。

 

 キャンドル作り、ボーリング、カラオケに行ったらしい。

 

出かけるときは兄弟喧嘩をしながら行った弟妹は「ただいま~」と、できたキャンドルを誇らしげにみせながら、元気に帰ってきた。

 

 

大仕事を終えた兄が、少し前に私のところにきて「今度、フルグラ(フルーツグラノーラ)買って欲しいなぁ」と言った。

 

気持ちの切り替えのできていない私は「やだ!買わないもんね!」と。

 

でも、このブログを書いていたら 気持ちが少しずつ落ち着いてきた。

あぁ、なんて大人げない 私。

 

なので、寝室で寝転がってマンガを読んでいた息子に「フルグラ、何(の種類)が欲しい?」と聞いてみた。

 

明日、夕方の買い物でいっしょに探すことになった。

 

日本語の言葉の意味は 子どもより私は知っているかもしれない。

 

だけど、人生で必要な「優しさ」「気持ちの切り替え」を知っている、持っているのは息子だなぁ。


そんなふうに思った連休の最終日。

鬼母の咆哮

連休初日の昨日、8時過ぎに起きてきた私。

 

部屋はぐちゃぐちゃ。

 

子どもたちは「鬼のいぬまに」と朝5時からテレビ見放題で、寝転がりながら空腹を訴える。

 

焼きそばをつくっていると、夫が起きてきて 一緒にテレビのまえにゴロリ。

 

また、私だけが働いているの図。ムカッ。

 

「テレビを消して、宿題をしろ~~!!!」鬼母叫ぶ。

 

じゃあ、俺はもう少し布団で横になろうかと 部屋に戻ろうとする夫に「子どもの宿題をみて!」と引き留める。

 

夫&子ども3人がむくれる。

 

朝食後、宿題を終わらせた子どもと夫が またゴロゴロ。

 

まだ家事は残っているのに またまた、私だけが働いているの図。ムカムカッ。

 

男性は「察する」という能力が、女性よりない。だから、何をどうしてほしいかを提示する方がいい。という話を聞いたことがある。

 

さっそく、してほしいことを 紙に箇条書きにする。

 

・皿洗い&台所清掃

・洗濯物干し

・洗濯物畳み

・畳んだ洗濯物を各自のタンスに入れる

・居間の清掃

・風呂清掃

・(水出しの)お茶を2本分つくる

・各部屋のごみ収集

 

そして、子どもと夫に「分担してやれ」と命令。

 

またまた、むくれる夫&子ども

 

それでも、鬼母の恐ろしさを知る夫と10才息子が 7才・6才に「お前らもやれ!」としぶしぶ全員でやりだす。

 

しかし、手数が増えると仕事は早い。30分もすると、してほしいことのリストに「終了」のチェックが入りだした。

 

そしてしばらくすると、10才息子が

「7才は、皿洗いが終わったら風呂掃除な!」

「それまでは、オレと6才が風呂掃除を先にやってるから」

「お母さんは、洗濯物干し終わったら、7才の皿洗い手伝って」

と、支持をだすように。

 

夫も、洗濯物をタンスにしまうと 掃除機をかけてくれた。

 

1時間ほどで、すべて終了。

 

ほらね。こうすれば早いのよね~。だから、毎週こうしましょうね~。

 

しかし、翌日の現在・・家事が残っているのに、皆が知らんぷり。私もこうやってブログを書いている。

 

さぁて、そろそろ・・鬼の咆哮を1発・・かな。ヒヒヒ。

 

f:id:reysolharukei:20190922121306p:plain

[http://Wolfgang EckertによるPixabayからの画像]

 

歌の思い出

最近、朝食などを作りながら音楽を聴く。


20年前くらいのアップテンポな邦楽が好き。


ミスチルや、B'z、スキマスイッチなどなど 各々1曲ずつ聴きながら いつも最後にいきつくのは米米CLUB


高校生のときに 初めて行ったライブが、彼らのだった。


同じクラスの仲良しの女の子が四六時中、米米CLUBの話をしていて「そんなに言うなら」とライブに一緒に行くことにした。


初めて行ったときは、米米CLUBの代表曲となる「浪漫飛行」などが出る少し前だったろうか。


爆発的人気まではいかなかったが、ジワジワ人気がきていた。


チケットをとるのは大変だった。


ネットも、携帯もない時代。


学校には持ってきてはいけない「ぴあ」をカバンにしのばせ、授業と授業の10分の休み時間に学校に1台きりの公衆電話へダッシュ


なんたって、学校に1台きりの電話。たいてい並んでいた。


そして、ようやく受話器を手にして指定された番号にかけるが、いつもお話し中の「ツーツー」ばかり。かかるのは奇跡にちかい。


後ろには、人が並んでいて 何度もかけられない。


そんな状況で、奇跡的に手にしたチケットで行った武道館。満員だった。ステージまでは、果てしなく遠い席。


でも、何だか興奮した。


耳をつんざくような音量と、まばゆいステージのライトにびっくりしながらも 周囲が踊るのを真似して、ステージに向かって手をふったり声をあげた夜。


そんなことを頭の片隅で思い出しながら 手を動かし、足を動かし、家族に声をかけている、朝。現在。


一緒にライブに行った仲良しは、年賀状でやりとりするだけになってしまった。今度の年賀状には、米米CLUBのことでも書いてみようか。


彼女は、あの夜のことを覚えているだろうか。

ちょっとそこまでの秘密のお出かけ

「そうだ!京都に・・じゃなくて映画館にいこう」


そう思い立ったのは、今朝 末っ子を幼稚園に送っていった後の車の中。


今日、夫は泊まりがけの出張。


今日、保健室登校の娘は 給食を食べてから帰るという。


今日、職員室登園の息子は2時くらいの迎えでいいという。


今日、10才の長男の帰りは4時過ぎ。


今から行けば、朝1番の上映に間に合う。昼前には終わる。


見たかった映画。


でも、幼稚園のバザーに出す雑巾を そろそろ縫わなきゃ。


でも、今見なかったら、いつ見られる?


でも、未だに片付かない段ボールも。


でも、みたい。映画がみたい。今、みたい。


平日に1人で映画をみにいくのって、12~13年ぶり?


どうしよう。


でも、こんな気持ちで家に戻ってもモヤモヤするに決まっている。


よし、決めた!いざ平日の映画館へ!


決めたとたん、急にドキドキしてきた。


嬉しいけれど、何だかうしろめたい。でも、ウキウキ。ドキドキ。


映画館は、電車1駅。隣の駅。車を自宅に置いて、駅へ。


たいした距離じゃないのに、初めて電車に乗るみたいに改札を通るのも、ホームに上がる階段も、嬉しくて。でも、私、悪いことをしている?


家族は、会社や学校にいるのに。映画?


ドキドキ。


たかが、映画じゃない。たかが、2時間くらい。何をそんなに緊張している?バカみたい。


券売機で、映画チケット1人分だけ買う。顔がニヤけてる?落ち着け。


映画のお供にいつも買うのは、ウーロン茶。でも、今日はアイスコーヒーにした。


映画『人間失格』予告


なかなかいい映画だった。


蜷川実花独特のカラフルな色づかい。綺麗だった。


主演の小栗旬が演じたのは、ホントどうしようもないけれど どこか憎めない男。太宰治


吐血しながら咳き込むところは 一緒に私まで息が詰まりそうになって苦しくなった。


3人の女優が それぞれに演じた、艶やかで 悲しくて 強い 女性たち。素敵だった。


買ったアイスコーヒーを飲むのを忘れて、スクリーンにみいった。


外に出たら、後ろめたさは消えていた。


予告編や、映画館のポスターをみていたら これから 見たい映画がどんどん封切られる。


あぁ・・この快感。病みつきになりそうかも。


こういう時間が取れるということは、それだけ子供が成長してくれたんだなぁ・・なんて思いながら、ちょっと悪いことはどうしてこんなに楽しいのだろうかと思ったりも。


ふふふ。

山梨に行った

甲府柏レイソルの試合があるので、それを観戦しがてら家族旅行もしちゃおうじゃないかと、先日の連休に山梨へ行った。


車で数時間。途中、ご当地クイズを子どもたちに出題するのが 最近の恒例。


「山梨にいた超有名なお侍さんは誰でしょう?」


信長、信玄、家康の3択にしたら子どもたち、そろって間違う。


「山梨の名物の果物は何でしょう?」


ぶどう、マンゴー、パイナップルの3択。またしても、子どもたち キレイにそろって間違う。


7才と6才はいいにしても、10才は・・大丈夫か?コヤツは。楽しい旅行気分に、百抹の不安。


さて 連休初日の試合。席は ゴール裏自由席。


千葉から甲府までそうそう応援に行く人は少なかろうと思っていたら・・予想に反し満員御礼。


試合直前に着いた私達は、席を探すのに一苦労をした。


あちこちに「そこの席は空いていますか?」と訪ね歩き 5人一緒には座れなかったが、なんとか席を確保。


アウェイゴール裏、はるばる千葉から来た(人が多いであろう)サポーターの熱はスゴい。周り皆が、90分立って大声で応援。


複数で来た人もいれば、1人で来た人も目立つ。しかし、皆が懸命に応援していて 知らず知らず私も声が大きくなる。う~ん!熱い!いい熱さだ!


そして我が子らといえば・・親達の熱とは裏腹にゲームをしながら「まだ(試合)終わらないの?」とクール。


「親に無理矢理連れてこられた可哀想な子ども」の図。そこだけ、冷えた風が吹く。トホホ。


試合は、引き分け。首位ながら、ここ最近勝ちきれないなぁ。


さて時刻は8時半。子どもたちも眠そうだったし、宿も「早くチェックインを」という感じだったので すぐに宿へ行き入浴して眠る。


当たり前だが、風呂掃除もせずに風呂に入れて 戻れば布団の準備がされている。あぁ、なんと素晴らしきかな。


これこそ 絶景かな~。絶景かな~。


と何もしなくていい贅沢な余韻に浸りながら、眠りの底にゆらゆらと静かに落ちていく。


子どもたちも、夜中に起きることなく 静かな幸せな夜だった。

池井戸作品を見ながら、ふと考えたこと

引っ越して1か月半。実は、まだ段ボールに入った荷物がある。


学校が始まったら 子どもがいなくなるから片付くだろうと、タカをくくっていたが ふたを開ければ ちゃんと登校しているのは10才の兄ちゃんだけ。


7才妹と6才弟コンビは、プチ登校・登園拒否。


朝8時前に、7才姉が小学校保健室登校


もちろん留守番ができない6才も連れていく。昼食は食べず12時過ぎにはまた小学校に迎え。


小学校への送りが終わると、6才弟と自宅に戻り朝食。


戻るといっても、これが一筋縄ではいかない。


この6才は非常にヘタレで、2言目には「もう歩けな~い」「暑い~」「おんぶ~」


小学校と自宅は、子どもの足で歩いても5分以内。走れば、1~2分。坂の「さ」の字もない平坦な道。


その距離でさえ3日に1度は「歩けな~い」と寝転がる。


今朝も 保健室の廊下から「歩けな~い」と、私の足首にしがみつき、自身は 廊下に寝転がる。


そして、足首を私が引きずると一緒に寝転がったままズルズル6才が引きずられる。なんか、マンガの1コマであるようなアレである。


この数日前は、職員室前の廊下で大の字になって「おんぶをしてくれ~」と大号泣。


その前は、小学校の階段でわざわざ腹這いになって下りる格好をしながら大号泣。理由は・・何だったかな。忘れた。


転校数週間で、すでに私たち親子は有名人である。


その弟を自宅に連れ引きずって帰り、朝食を一緒に食べる。


「一緒に食べる」といっても、この6才は私が″あ~ん″と食べさせてやらないと全く食べない。


1人で食べられない訳ではない。


家庭内で平日朝食に限り″あ~ん″をしないと朝食が食べられない病なのである。


はっきりいって、小学校から帰宅した時点で 私 クタクタ。このあと、この6才を幼稚園に連れていかねばならない。


つい、体力と精神力を回復させようと 朝食を食べながらテレビをつけてしまう。


「ママ、食事中にテレビはダメなんだよ!」と、さっきまで大号泣の、今はケロッと上機嫌の6才に注意される。


「大仕事が終わってつかれたんだよ。いいんだよ。これからの第二の(幼稚園に行く)大仕事の前に必要なんだよ」と、訳のわからない理由でテレビのスイッチオン。


録画しておいた「ノーサイドゲーム」


大泉洋が、数週間に渡って敵対していた悪徳上司を証拠や証人を出してバッサバッサとやっつけていた。


気持ちいいシーンだ。


池井戸作品は、最後のこのバッサバッサとぐうの音も出ないよう悪者をやっつけるのが醍醐味だよなぁ。うん。うん。


さて、隣では「あの野菜は食いたくない」「この魚は骨がある」「幼稚園は飽きたから行きたくない」「″あ~ん″って食べさせて」と、またもや寝転がって文句を言う6才。


池井戸作品では こういう風に文句を言って主人公を追い詰める敵を、どうバッサバッサと倒すのだろうか?


と、しようもないことを ふと考えた今朝。