吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

ズボラな親の子ども

朝起きたら、台所で、昼夜逆転歴2年の、中3息子が食事をしていた。

 

以前は、前日の夕食時に彼の分も皿に盛って、冷蔵庫に置いていたが、最近はそんなこともせず。

 

なので、自身で食事を作るようになった。

 

最初は、冷凍されている豚肉を解凍して、自分なりに味付けをして焼いていたが、いつのまにかレパートリーが増えたようで。

 

その日のメニューは、具のない和風パスタ。

 

「え~!?パスタなんて作れたんだ?」

と私が、彼が食べている皿をのぞき込んで言うと

「あぁ、まぁね」

とゲーム機から目を離さないままの返事。

 

しばらくして

「このパスタさ、麺つゆとポン酢で味付けしてみたんだ」

と台所から声がした。

 

「へぇ、そうなんだぁ、美味しかったぁ?」

と私が返すと

「フライパンに残っているから食べていいよ」

と息子の声。

 

麺つゆとポン酢の組み合わせは、息子の大好きな味付けである。

 

「ありがと!朝食にいただくわ」

 

そのあと、また台所にいる息子から

「それからさ、賞味期限切れていたやつ、捨てておいたから!」

 

賞味期限切れ??何かあったかな??

 

詳細を聞いてみると、緊急用・災害用にと別に置いてある、食品のことらしい。

 

そこには、普段の食事には使わないレトルト食品などがあり、冷蔵庫に何もないとか、私が料理を作る気がないときなどに、家族各々がそこの物を使って、食事を作る。

 

たぶん、息子も、和風パスタを作る前に、漁ってみたんだろう。

 

「気が利くねぇ、助かる~!」

と礼を言ったら

「あぁ、まぁ・・」

と中3っぽい返事。

 

結局、私が朝食をとる段になったら、息子の残したパスタは消えていた。

 

息子自身が足りなくて食べてしまったのか、他の弟妹が食べたのか。

 

まぁ、いいや。

 

子どもに、賞味期限切れの食品を処理してもらい、その子は自ら料理をし、楽をさせてもらって、有難い。

 

私のズボラも、たまに良いことがあるなぁと思った朝。