吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

夢の、つけてみそかけてみそ

nakamo.co.jp

 

上記の商品を、ご存じだろうか。

 

主に、東海地方のご家庭の冷蔵庫には、必ずあると言われている、メジャーな調味料である。

 

これを、先日、夫がお土産だと言って1本持ってきた。

 

どなたかに頂いたらしい。

 

この調味料のことは知っているが、残念ながら、私は苦手な味である。

 

確か、だいぶ前にも頂いたような・・・そのときは、どうしたっけなぁ・・思い出せない。

 

夫は、家でほとんど食事をしないし、子どもたちは、好きかなぁ???

 

下手に開封してもなぁ。

 

誰かにあげようか・・誰に??

 

そんなことを朝から思いつつ、とりあえず、冷蔵庫に入れた。

 

夕方、食事の準備に取り掛かろうとしていると、昼夜逆転中の、中3息子が起きてきて、冷蔵庫を開けた。

 

その途端

「え!!あっ!!何で!?何で、これがココにあるんだよ~~!!」

と叫びながら、かの、つけてみそかけてみそを手に取る。

 

さらに

「これ!これなんだよ!オレが、長年求めていたものは!!!」

歓喜

 

聞けば、息子は、前回、夫が今回のように頂いてきた、つけてみそかけてみその味が大層気に入ったよう。

 

ご飯にも、パンにも、何にでもかけて食べていたのだが、それ以来、いっこうに食卓には出てこない。

 

自分も小学校低学年くらいで、商品名を覚えておらず、親に伝えることもできず

「あれを、いつかもう1度」

と願いながら、今日まで来たと。

 

当時、この調味料を、そんなにも愛用していた息子の姿を、私は全く覚えていなかった。

 

私自身が苦手な食材を、家族の食卓に出せていない自負があったが、自分の苦手な食材は、子どもも苦手という思い込みも、私にはあるらしい。

 

「誰も使わないかと思って、どなたかにあげようかと思っていたのよ」

と私が話すと

「ふざけんな!絶対ダメ!あっぶねぇ~!せっかくの再会がなくなるとこだったのかよ!」

と息子。

 

まぁ、何はともあれ、数年来の夢が叶って、よかった、よかった。

 

はて、私にはそういうものがあるのだろうか?

 

頭の中の思い出の引き出しを、あちこち開けてみようか。