先週末、小6の息子の誕生日会を家族で行った。
食事は 息子のリクエストで、手巻き寿司。
誕生日ケーキは、業務スーパーの大きなスポンジケーキと、絞り袋に入った 1Lホイップクリーム。
そこに、缶詰の果物とイチゴを買って、自分で仕上げれば 格安大型ケーキの完成。
見た目はどうあれ、かなり大きいスポンジケーキに、これでもかと乗せた果物と生クリーム。
家族5人で食べても、食べがいがありそうだ。
我が家の合言葉は『質より量!』
手巻き寿司も、刺身は高いので ハンバーグと鶏の胸肉を焼いて、刺身の少なさをごまかす。
昼前に起きてきた、本日の主役。
起きて早々に 冷蔵庫を開け「珍しく、冷蔵庫パンパンじゃん!昨日の夜、刺身があるの見ちゃったよ~」とニンマリ。
その後も、何度も冷蔵庫を開けては「お~~!刺身だ!旨そう!」と言って、私に「早くしろ」プレッシャーをかける。
昼の3時という中途半端な時間に、ようやく誕生会が始まった。
全員が席に着くと、小1弟が「ハッピーバースデ~♬」と歌い始め、それにつられ皆が歌った。
主役は、ニコニコして聞いていた。
一昨年は、小学校の友達を 沢山 家に呼んで祝ったっけ。
昨年は、祖父母もいたな。
子どもたちが 黙々と食事にかぶりつく横で、息子が生まれたときの思い出話を 夫としたが、耳に入っていたのかどうか。
その後、部屋を暗くして、また歌を歌い ケーキの上の12本のロウソクを 息子は 笑顔で吹き消した。
明日まで残ると思ったケーキは、その日のうちになくなった。
ハンバーグもなくなった。
刺身も、息子の好きなサーモンは なくなった。
欲しがったゲームは 2日前に頼んだにもかかわらず、ちゃんと届いた。
皆、お腹いっぱい。
息子は、ちゃんと笑っていた。