中3の息子がみつけたニュースを、私に教えてくれた。
今回は、その日のトップニュースではなく、私の知らなかった「さすまた」のニュース。
開発されたのは、だいぶ前で、ヒット商品らしい。
私が「さすまた」を、実際に見たのは、2年ほど前、子供の小学校で。
生徒の靴箱近くに、何とも、うやうやしく2本、鎮座しておられた。
思わず立ち止まって見入ってしまったほど。
もちろん、テレビなどで「さすまた」は見たことがあったし、存在も知っていたが、私の時代、学校に置かれてはいなかったし、職場にもなかった・・・はず。
で、その初さすまたに、思わず立ち止まって見入った理由は、その神々しさ・・ではなく、まるで、戦時中の竹やりのようだと思ったから。
戦時中、相手が銃やらミサイルで攻撃してくるなか、竹やりで応戦せよと、国民に竹やりの訓練をさせた我が国の歴史を思い出してしまった。
「これが、この令和の時代に、武器になると、本気で思っている??いや、まさか」
「それとも、竹やりの進化系?が、これですよ!という、展示品か??」
さすまたが、全く武器にならないとは言わないが、万が一の事態に気が動転するなかでも、椅子とか机でも、ぶん投げた方が、まだ威力がありそう・・。
などということを、たぶん、ケルベロス開発するにあたり、その会社も考えたに違いない、たぶん。
ケルベロスが、ヒット商品ってことは、購入者側も、似たようなことを考えていたんだろう、たぶん。
2年前の小学校での、初さすまたに私が感じたことの答えのようなものが、息子を介して、このニュースで知れたのは良かった。
いつもはトップニュースばかりを私に教えてくれていた息子が、こんなニュースも気にするようになったかと、ちょっとニンマリ。
良かったしニンマリだが、未だに、小学校には、さすまた2本が鎮座している。
我が子は、その小学校に在籍しているが、不登校なので・・まぁいいけどさ!と言う本音もあるが、でもさ、防犯を考えたらさ、税金の使い道ってさ・・・。
ニュースからいろいろなことが、頭の中で派生して、何だかモヤモヤ。
それにしても、ケルベロスっていう名前は、ハリーポッターの映画に出てきた、あの犬からのことだろうか?
しばらくぶりに、ハリーポッターの1場面を思い出せたのが、このモヤモヤの救いかも。