昨日 Jリーグ第12節、私の数十年推し『柏レイソル』は、アウェイ仙台の地で1-0の敗北を期した。
相手の ベガルタ仙台との過去対戦成績は、ほぼ五分五分。
テレビで観戦していて、前半で仙台ゴールを脅かしながら 決めきれない場面が続き、嫌な予感はしていた。
68分に仙台がゴールを決めてから、まだ取り返せる時間はあったはずなのに 我がレイソルにゴールの匂いがしない。
アディショナルタイムが表示される頃には、白旗を揚げていた。
決して、我がレイソルを見限った訳ではない。
画面越しに聞こえる、仙台サポーターの一体となった手拍子に 恐ろしいまでの執念というか、鬼気迫る祈り、得も言われぬ恐ろしさを感じた。
1-0で負けていて、残り時間わずかな状況なんて、過去にイヤと言うほど経験しているが、テレビの画面越しにその思いが伝わってくるなど初めて。
というのも、相手の仙台は518日ホームでの勝利から遠ざかっている。
1か月ホーム未勝利でも、サッカーでは由々しき事態であるのが、1年以上ともなれば どれほどの苦汁をなめてきたことか。
それが、今 ようやく、ようやく、待ち焦がれた勝利が目の前にあるとすれば。
『涓滴 岩を穿つ』『七転び八起き』『継続は力なり』・・うぅん、良い言葉が思い浮かばないが、選手とサポーターが一体となってつかんだ見事な勝利。
つつしんで拍手を送りたい。
人間の力も捨てたもんじゃないなぁと。
とても良い光景を見せてもらった。
私が 仙台サポーターなら、今日あたりは 盆と正月が来たような ドンチャン騒ぎ中だろう。
ただ、負け犬もキャンキャン吠えておこう。
「518日ぶりの勝利のプレゼンテーターは、ウチではなかった!!」
「今度会う時は、1000倍返しだ!!」
さて、やけ酒じゃわい。