野菜嫌いの中1息子。
肉料理に野菜を混ぜる方法も、ハンバーグとお好み焼きはいいが 卵焼きはダメ、炒飯も私のつくるのはダメ、スープの肉団子もダメ。
そんな息子は お腹が空くと、台所の作り置き料理を 一通り確認して「こりゃ、ダメだ」と思えば、さっさと自分で料理を作る。
料理と言っても、豚こま肉を炒めてご飯に盛るだけ。
ところが、先日 買い物から帰ると、小鍋に作っておいた大根の煮物が空になって、シンクにあった。
おかしいなぁ、大根の煮物は私くらいしか食べない。
誰か 鍋を落として、中身の大根を 全部ぶちまけたのだろうか?
ゴミ袋を確認しても、それらしいものはない。
子どもたちに尋ねてみると、中1の息子が「あぁ、それオレが全部食べた」と。
「え??あなたが?全部?食べたぁぁ???」思わず、素っ頓狂な声を出してしまった、私。
確かに、少し前まで皿に盛られた野菜は食べろという我が家のルールで、その大根は、他の野菜よりも早く口に入れていた記憶はあるが。
それも「多少 いつもより早いか??」程度だった。
それが、小鍋一杯の大根を 食べるなんて。
その日に限って、我が家の冷蔵庫に肉が全くなかったわけではない。
息子の体調が、極端に悪いということもなかった。
大根のレシピが変わったとか、大根の種類・買った店・値段を変えたということもない。
本人曰く「昔から、嫌いじゃなかった」と。
いやいやいや・・・。
ちなみに、その大根の煮物のレシピは、大根を適当に切って、砂糖・醤油・ツナ缶を入れて煮る。
ポイントは、ツナ缶は油漬けなら、油ごといれる。水煮缶なら、タラタラ~と油を加える。それだけ。
超野菜嫌いが、唯一食べる料理のレシピ。
信じるも信じないも あなた次第 のレシピでござる。