また 私のところに、あの モードがやってきた。
『1人になりたい』『私のことは放っておいて』『1mmも動きたくない』モード。
いつものことだが、こんなときは、黙って部屋で1人で寝転がって携帯を無心にいじったり、本を読んだりしているに限る。
今回の、このモードがやってきた理由は、2つ。
1つは、最近自分としては頑張りすぎたから、この反動。これはいつものこと。
もう1つは、2週間かけて2キロ減った体重が1日で戻った。
体重が戻った理由は、食べ過ぎたから。
戻ったときに、食べる量を減らせばよかったのに
「何だよ!私の2週間の頑張りが1日でパーかよ!」
と勝手に落ち込んで、よせばいいのに更に食べたものだから。
食べているときに、そういうモードになるだろうと予測はしていて、そうなってはいかんと思いながら食べていたのに、やっぱりそうなった。
結局、これもいつものこと。
こういうモードになったときは、最近は 子どもに言うことにしている。
「私1人になりたいの」「優しく出来ない」と。
相手に言っておく方が、何だか知らんがイライラしているより多少は良かろうということなのだが。
だが、そんなことを小学生の子どもに言う親が、決して褒められた親でないことは 百も承知だがだが。
だがだがだが、こうなる前に子どもと出かける約束をしてしまって、小4の娘はふくれっ面。
いつもは、私がこういうモードになると「お母さん疲れているから」と気遣ってくれるが、今回は外出をあきらめられない様子。
昼過ぎに、身勝手な1人になりたいモードを何とか振り払い、小4娘と小2息子と 自転車にまたがった。
行先は、自転車で10分ほどの総合運動場。
そこに丸太を使った屋外アスレチックがあると、以前にHPで見ていた。
その辺りの道は、何度も通っていたけれど、運動場には入ったことがなかった。
とにかく、1mmも動きたくない私には、自転車・片道10分が限界。
初めて入る総合運動場は、野球場、テニスコート、体育館、陸上競技場があり、おまけに児童館とか図書館もある。
要は、かなり広い。だから1度方向を間違えると、戻るのが大変。
まずは、アスレチックがどこにあるかを確認せねばと、案内版を探すがみつからない。
結局、野球場を1周したところで発見。
アスレチックは、広い敷地の端っこにあるらしいと分かったところで、天気予報通りにポツポツ雨が降ってきた。
帰宅したい母に「絶対に帰らない!!」と、子どもたちが口をそろえる。
そうよねぇ。目的地 目の前で帰るのはねぇ。
意を決して、敷地端っこを目指してペダルをこぎ「もしや、道を間違えた??」と心配になるころに、丸太のアスレチックの姿が見えてきた。
アスレチックのスタート地点は、大したことはないが、すぐに山の斜面を利用した、吊り橋やロープでのぼったり、丸太のジャングルジムがでてきて、なかなか本格的。
スタート地点の丸太のつり橋で、娘も息子もへっぴり腰で「怖い、怖い」と足を震わせて渡っていたのに、結局 私がサポートできない斜面頂上まで 2人して着いてしまった。
そこまで着くと、最初の足を震わせていたことなど吹っ飛んで「こんなの簡単」「もう1度始めから行こう」「吊り橋、もっと揺らせて!」と。
途中から来た、幼稚園の子を逆にサポートしながら楽しんでいた。
2時間みっちり遊んで、帰宅。
よし、よし、私も気分転換できた!
あら?私ったら右手にスプーンをもって・・・口に入れるは夕飯のカレー大盛り・・。
あぁ・・・嗚呼・・・!!!!