数日前から、気分転換になることを見つけた。
それは、お喋り。
お喋りができる相手が見つかり、日に1度くらい喋っている。
相手は、私と同年代の女性5人で同じ共通項があることから 1年ほど前からチャットで交流をしていた。
住んでいる場所も顔も知らない相手だが、チャットでは 毎日「おはよう」「寒いね」から始まり、その時のちょっとした気分を伝えたり、愚痴を言ったり、「私頑張ってる!褒めて!」なんて甘えたり。
そのメンバーでオンラインでお話しをしようかと、誰からともなく言い出し。
数日前に実現した。
『顔出しはなしで、その時間空いている人だけでいいからお話ししよう!』とのゆるい提案。
顔出しなしということなら、声だけの電話みたいなものだが 結局 5人全員集まった。
私の経験上、オンラインでの話となると、話をまわす司会者のような役目がいないと、皆 緊張したり、遠慮して なかなか盛り上がらなかったりするものだ。
しかし、チャットで1年近く交流していたせいなのか、皆 話すことに飢えていたのか、30分くらいの短い時間にだったが、初めから予想以上に盛り上がった。
話の内容は、チャット同様に 本当にどうでもいい話。
でも、女性の脳は 話すことと共感で 快感をもたらすらしい。
確かにそう。改めて感じた。
その後も、全員顔をそろえることはなかったが、その時間に集まれるメンバー数人で毎日少しの時間話している。
家が近所とか、子どもが同じクラスとか、職場が同じとか、そういう接点がない。
プライベートを知っているようで、知らない。
そういう関係の5人だから話していても気楽なのかも。
ブログでつながった人とも お喋りがしてみたいとも思うようになった。
それにしても、話すことが大の苦手な私が こんなことを感じるなんて。
まだまだ自分が自分を分かっていないんだなぁ。
文字だけの世界から、少し現実世界に手を伸ばしてみた このお喋りが、人と距離を縮めたいという思いが、私の中でこのまま長く続けばいいなと思う。