吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

YouTuber


フィッシャーズ節概要欄にリンク貼ってます!


子どもたちの 最近のお気に入りは、上記の動画。


以前から、彼らの動画は好きでみていたが 10才の息子が近々ある運動会で ソーラン節を踊ることもあり、このコミカルな動画が好きになったよう。


我が家の子どもたちは、家にいると YouTube ばかり みている。


小学生の将来の夢が" YouTuber "が上位ランクというのも分かる。


私が " YouTuber " を知ったのは、子ども経由だった。


10才の息子が 幼稚園の年長にあがるころだったか。ある日「YouTubeがみたい」と言い出した。幼稚園の友人から聞いたらしい。


私自身 YouTube のことは知っていたが、昔の音楽などを たまに検索する程度で " YouTuber " の存在すら知らなかった。


「過去の戦隊ヒーロー番組の音楽でも聴きたいのかな?」程度にしか思わずみせた。


当時 息子がハマっていた 戦隊ヒーローの名前で検索すると出るわ出るわ。


番組音楽はもちろん、戦隊のオモチャの紹介、自身がヒーローになりきった寸劇、ヒーローショーの録画などなど。


息子が まずハマったのが、戦隊ヒーローの玩具紹介動画。若い男性の声と手元だけがみえるものだった。


来る日も、来る日も まぁよくも飽きずにと思うほど 息子はとりつかれたように観ていた。


しかし「この紹介された玩具が、今すぐ欲しい!」とねだることはなく、みているだけで満足していた。


あるとき、私は主人に尋ねてみた。

「息子は 他人様が持っている玩具を 毎日みて、何が楽しいのだろうねぇ?」


すると、主人は


「あれは、旅番組とか グルメ番組みたいなものだ。自分は行けないが、行った気になる」

「もしくは、通販番組。どうしても今すぐ欲しい訳じゃないが " こんな商品があるのかぁ " って具合」


なるほど。

番組をみる息子の気持ちは 理解した。


そのうち、毎日 同じ人の動画をみるものだから 動画を配信している人が、私は気になりだした。


「これだけの動画を、毎日毎日配信して はて、いつ撮影・編集しているのだろう?」


「この人は学生なのか?」


「働きながら、休日に行っているのか?」


「玩具代金は、どうしているのか?」


玩具メーカー勤務か?それにしたって、メーカーは多岐にわたっている」


この謎を、主人に尋ねたが 主人も知らなかった。


夫婦でいろいろ勝手に想像した結果、動画配信者は おそらく


・勤務形態は、時間がわりと自由である。


・給料のほとんどを、動画配信代に使っている


・ゆえに、その他の衣食住は質素であろう。


と結論づけた。


そして

「動画配という趣味に生きるのも良いではないか」


「動画をみて喜ぶ子どもが、こうやっているのだから」


「風俗通いや、アルコールに散財した挙げ句に病気になるより よほどイイ」


「きっと、狭い4畳1間のアパートで カップラーメンをすすりながら 近所迷惑にならぬよう1人で撮影しているのだろう」


そう勝手に想いをはせた。


そう思いながら、動画をみていると なんだか苦労が透けてみえるよう。気分は、親戚のおばちゃん。


ところが、数日後 主人から

「動画配信者は、YouTubeでも指折りの有名な人物らしい。年間収入は数億円」と。


4畳1間どころか、吹き抜け天井にシャンデリア、床は大理石の御殿じゃないか。


見る目が、また変わった。世の中には、こういう職業があるのかぁ。


まぁでも、他の職種同様に大変であろうなぁ。


子どもたちが見る動画のYouTuberは、若い人が多い。


それを家事をしながら横目でみる私の気分は、やはり親戚のおばちゃん。


画面の向こうの彼らは どこか頼もしく、どこか心配。