こども 六法
親が我が子に残せるもの、贈ることができるものは何だろう?お金?いい思い出?それもいい。素晴らしい贈り物だ。
それもいいが、親がいなくとも生きていける「武器」という名の「知識」を授けるのもよいのではないかと、下記のニュースを読んで思った。
我が家で兄弟ケンカの際に手が出ることも、しょっちゅう。言葉の暴力も。
たいしたものではないが、必ず泣く者がでる。不平不満を親に言う。「お母さん、姉ちゃんが叩いた~」「お母さん、兄ちゃんがバカって言った~」
ケンカをとおして、小さな社会のルールや人間関係を勉強できるから よほどのヒドイものでなければ 我が家は親は裁判官にならない。「当事者で話し合いを」と言うだけ。
1番上の子どもが小学生になったとき「相手を叩いたり蹴ったりしたら、本当に 牢屋に入ることになる」「この国では、そういう決まりがある」
加害者は牢屋に入る。被害者は、されたことを訴えることができる。
簡単ながら そんな話を、子どもにした。
それ以来、時々 兄弟ケンカでも一方的に叩かれたりすると「今から、警察に電話してやる!」「それ以上したら、牢屋だぞ!」のセリフが飛び出す。
たいてい、このセリフを言うのは 10才の息子が弟妹に対し。
言われた弟妹は「警察」「牢屋」の単語が怖いから、ケンカは終息に向かう。
だが果たして、この状況が良いのかどうか。あんな話をしてよかったのか・・親としては複雑なのが本音。
そのうち「そんなの、脅し文句だ。本当にはできないくせに」と、本当に警察に電話しちゃうと困るんだが・・。ちゃんと、わかってくれているのかなぁ?
しかしながら、子どものイジメに警察が介入する時代である。
小学生と幼稚園児の兄弟ケンカの範疇なら、まだいい。問題は家庭外だ。
「自分がイジメられていた子ども時代、こんな法律があることを知っていたら・・」と、こども六法の出版者は語っている。
私も、そう思った。
もし、知っていたら何がどう変わったのか分からないが、少なくとも あんなに我慢せずともよかった気がする。自分が悪いからいじめられるのだと思わなかった。
実際、訴えても 法が すぐに適用されるには 時間が必要だろう。
しかし、子ども自身が 自分が被害者なのか加害者なのかが分かること。
被害者なら親がいない場所でも、自分で警察に駆けこんだっていいんだと知っていること。
加害者なら、その行為が罪であることを知っていること。
身を守る術・知識が少しでもあるのは 子ども自身の「強み」になるのではないだろうか。
子どもも、親も読みたい本だと思ったので買うことにした。Kindleで500円。親として 我が子に残せる「武器」になることを願って。
小学校高学年向けとのことで、子どもたちには難しいかもしれないが 親がかみ砕いて教えていきたい。
「お母さんや、先生に怒られるから、人をたたいてはいけない」のではないことを。
そういう、私自身も法律は分かっていない。いっしょに学んで「武器」を持ちたいと思っている。