昨年11月くらいから酷い咳が続くなぁと思っていたら「百日咳」だった。
咳が止まらなくて、内科や呼吸器科に行ったのだが 出してもらう薬は どこも咳止めの飲み薬と吸入薬。
それが何故か効かない。
どんどん咳がひどくなる。
咳で嘔吐しそうになったり 咳をすると喉の奥に栓をされたようになって呼吸ができなくなりそうになったり。
そのうち、子ども3人までもが私とソックリの酷い咳をするようになった。
こういうとき、親は自分より断然子どもの身体のほうが気になる。
小児科に行くと、私と子ども4人そろって「百日咳」ではないかと言われ、血液検査をしてみたら ビンゴ!
早速、「百日咳」の薬をだしてもらったが、この薬で咳が止まるわけではなく 結局のところ「百日咳」の名前通りに咳は50~100日続くらしい。
そんなわけで、ひと頃ほどの酷い咳はなくなったが 4人とも 今も咳が続いている。
子どもは、乳幼児のころに予防接種をしたのだが 医師曰く「すでに予防接種の効果はない」と。
そんなぁ~。こんなに早く効果がなくなるって、予防接種の意味あるの??
前述の医師曰く「あらゆる世代で百日咳が流行しつつある」とのことで、百日咳の追加予防接種を!との声があがっているらしい。
御年46才の身で百日咳になって何が1番つらいって・・・それは咳ではない。
・・・大変恥ずかしいのだが・・・尿漏れである。
咳がひどすぎて、膀胱をしめる余裕がない。
余裕がないと、トイレを我慢していたわけでもないのに膀胱にたまっていた尿がすべて外へ出る・・・情けないことこの上なし。
咳が長引いている中年の方、1度「百日咳」の検査を受けてみることをオススメする。
だから、私はどうしても言いたいのだ。
このような 咳の苦しみと恥ずかしさをせぬよう。
私のような人が増えぬよう。
百日咳。恐るべしと。