四半世紀を経て、役立つこと
7才の娘が、今日は朝から兄と一緒に登校した。
朝から行くのは。1週間ぶりか。
この1週間は、午後からの登校が2回。その前の週も行ったり、行かなかったり。
最初は、学校に行かないのだからと家事をしろ!とか、勉強をしろ!と怒ったが 一昨日あたりから もうどうでもよくなった。
そういえば、私も登校拒否をしていたときに 何が言われてイヤだったかって「学校に行かないのだから○○をしろ!」という言葉だった。
何もしていないことは よく分かっていた。
何かをした方がいいこともよく分かっていた。
でも、できなくて。したくなかった。
そうだ、そうだったよな。
もう本当に 学校は、行っても行かなくてもいいと思った。腹をくくってみた。
そうしたら 毎朝、娘の一挙手一投足にハラハラしなくなった。
学校に行かない娘を連れて 1駅先のカフェまで散歩にでかけた。娘は大喜び。
娘は 兄が帰宅すると、持ち帰ってきた 自分の連絡帳を すぐにひらいて宿題を始める。
苦手な算数も「お菓子を食べて、パワーアップ!」と、お菓子をつまみながら 最後まで頑張った。
登校拒否中、なにもしなかった 私とは大違い。
昔、登校拒否しているときに 言われたことがあった。「どんな経験も必ず役に立つ」
私の登校拒否は、四半世紀以上を経て ようやく役に立つのかもしれない。
長いよ。まったく。