我が家には9才を頭に3人の子どもがいる。
我が家の窓は汚い。
壁も汚い。
ついでに部屋のドアも。ふすまも。
汚い理由は、掃除が行きとどいていないため。
それと、子どもが落書きとシールを そこらじゅうに描いて貼るため。
同年代の子どものいる家に、時折 お邪魔するが どこのお宅もきれいにしている。
我が家のように 壁一面に落書きをしてあったり、窓すべてにシールが貼ってある家はない。
部屋のドアは、子ども自信作という工作がテープで貼ってある。
子ども自身が貼ったものだから、貼り方もまぁひどい。
ふすまは、紙がビリビリに破けている。
いつか、大掃除が必要だろう。
壁紙も張り替えが必要だろう。
でも、今はそのままにしている。
私自身が、そうやって育ててもらったから。
それに、どうせ壁紙は何もしていなくても汚れる。
それに、私は掃除が苦手なのだ。
子どもが嬉々として、シールを貼る姿。
マジックで腕をおもいっきり伸ばして描く姿。
今しか見られないのかな。
掃除をしたくないという、ズボラの面倒くさがりの屁理屈かな。
いや 我が家は、美術館なのだ。