吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

両親と

2か月に1度の、父の大学病院への定期健診に付き添った。

 

ずっと母と父でバスを2度乗り換えて、1日がかりでの病院通いだったが、昨年くらいから、母の代わりに、車のある私のお役目になった。

 

今回は、担当医に聞きたいことがあるからと、母も一緒に。

 

父はおぼつかない足取りだが、1人で歩行できて、身の回りのことも自立しているが、記憶の方はあやしいよう。

 

24時間365日一緒の母にとっては、同じことを何度も聞かれたり、ムダと思える行動をする父のことがイライラすると、病院の待合室でボヤく。

 

予約をしていても、受付をしてから、毎度2~3時間待ちの大学病院。

 

父が呼ばれる診察室からは少し離れているが、父が座りやすいようにと、母は1番ゆったりした椅子がある待合室に父を座らせた。

 

だが

「どのくらいの人が待っているのか、診察室の近辺を見に行ってくる」

「もしかしたら、もうすぐ呼ばれるかもしれない」

と、すぐにヨロヨロ立ち上がる父。

 

それに対して

「呼ばれるときは。手元の呼び出し受信機が鳴ります!」

「待っている人数を把握したところで、何にもならないでしょ!」

「座っててちょうだい!まったくもう!」

と、イライラの母。

 

診察室周辺を見れば気が収まるのならと、私が父と一緒に、診察室近くへ行くことに。

 

いくら座りやすい椅子と言えども、私も、そろそろ腰をあげたくなったし。

 

行ってみると診察室の周囲の椅子は、ほぼ空きがないほどの盛況っぷりで

「あぁ、なるほど、混んでいるんだなぁ」

と父は納得して、またゆっくりした足取りで戻った。

 

この付き添いくらいしか父とは会わない私には、父のこんな言動は許容範囲。

 

でも、毎日顔を突き合わせていると、そうはいかないのは分かる。

 

私も夫の言動には、優しくなれないしなぁ。

 

ようやく病院をあとにし、昼過ぎに、両親を実家に送った。

 

いつもは、そのまま自宅に早々に私は帰るのだが、空腹だったので、久々に実家でお昼ご飯を食べ、久々に、両親と他愛もない話をした。

 

天気の話、料理の話、家族の話、昔の話・・。

 

「お父さんみたいに、私もあぁなるのかしら、もう多少はなってるのだろうけどって思うと、それが怖いし、嫌で」

と母が言い

「お構いはできないが、また(実家に)寄ってよ」

と父が言い。

 

そう遠くない場所にいるのに、不義理をしている自分に反省した日。