吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

家族旅行へいく

「有給休暇をとるから、家族旅行に行こう」

年明け、夫の青天の霹靂のような発言が、先日、実行された。

 

 

reysolharukei.hatenablog.com

 

結婚して初めて、行先、日程、宿泊先など、全て夫が取り仕切った、何とも奇妙・・いや、珍しい旅行。

 

夫が知人に、平日限定のペア宿泊券を頂いたそうで、子ども3人分を追加して、今回の旅行となったらしい。

 

平日の家族旅行が気軽にできるのは、不登校でよかった点。

 

当日は、皆が、ランドセルやカバンを手に家を出るころ、私たちは、ワイワイと大きなトランクを車に詰め込んだ。

 

今回の行先は、私にとって、30年ぶりの場所。

 

30年前に行ったのは、亡くなった祖母と親戚たちとだった。

 

当時、免許取り立てだった、いとこの車の後部座席に乗って行ったっけ。

 

そんなことを隣でハンドルを握る夫に、何となく話した。

 

「そうだ、ホテル近くの湖で、モーターボートを借りて湖を走ったら、それが楽しかったのよ・・」

そう言ったら

「今、いるところから近いよ」

と、その湖に寄ってくれた。

 

モーターボート屋は、夏だけのものらしく、店は閉まっていた。

 

30年ぶりの湖に、当時を思い出すようなことはなかったけれど、この場所に来れただけで十分だった。

 

そこから、寺社仏閣をまわったり、滝をみたり、美術館に行ったり。

 

そろそろホテルに行こうかと、車を走らせていたとき、夫が

「さっき、子どもたちとアイスクリーム買った売店で、店員さんに ”学校はどうしたの?” と聞かれたんだよ。

だからさ ”この子ら、行ってないんですよ~” って、答えといたわ!」

そう、カラカラ笑った。

 

私も、笑った。

 

1泊2日の家族旅行は、平日のオフシーズンだったので、どこも空いているし、手足をのばせた大きいお風呂、上げ膳据え膳の美味しいご飯は最高。

 

でも、1番嬉しかったのは、夫が不登校児保護者に、ちゃんとなっていたこと。

 

と、ここでブログを終わらせるのが、たぶん正解だと思う。

 

だが、旅行中、もう1つ思い出した。

結婚前に、母に言われたこと

「沈黙は金なり」

「男って、気にかけてあげないと拗ねるから」

 

旅行前、夫の青天の霹靂的な発言に

「あなた、いったい、何、企んでんの?」

なんて、夫に聞かなかった、ワタシ・・ナイス!

 

次節の、サッカー観戦に、夫と行くことにしよう。

 

なんて考えていたら、子どもたちが車内でみている、アニメDVDで

「女とは謎だ。神秘に包まれて、悪意のソースに絡まっている」

そう、ペンギンが言った。

 

アニメのペンギンは、時に、ドキリとすることも言う。

 

まぁ、とにもかくにも、いろいろ収穫の多い旅行であったのだ。