吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

これぞ、ホームエデュケーション ??

小2の息子は、小学校入学から10日目にして行かなくなった。


勉強も半年前に、完全にしなくなった。


YouTubeやゲームのお蔭で、字は読めるけれど 書けない。


普段の YouTubeとゲーム、時々のお出かけの生活の中で、字を書く必要はない。


よって、息子は ひらがなで、自分の名前を書くのが精一杯である。


しかし、最近 字を書く必要に迫られている。


それは、中1の兄や、小4の姉とのケンカのとき。


精一杯の反論をして泣いて、怒って、足や手を出してみても、兄や姉には かなわない。


そこで、小2の息子が思いついたのが、居間の隣にある和室のふすまを閉めて、その中にこもること。


普段は開いているふすまを閉めることで
『オレは怒っているんだ!』
『お前とは話したくない!』
という、自分の心を相手に示すのだ。


しかし、ふすまは閉めても、鍵が付いていないので、ケンカ相手が容易に入ってきてしまう。


ケンカ相手に「部屋に入ってくるな」と口で言うのはイヤだから、紙に書いてふすまに貼りつけよう。


その為には「はいってくるな」の字を書かねばならぬ。


しかし、その字が、自分は書けない。


そこで手に取るは、埃をかぶった小1の折り目のついていない 教科書の五十音のページ。


ケンカの怒りを抑えながら 教科書を開き、何度もみながら ようやく紙に書いた字が、ケンカ相手に
「何て書いてあるかわからな~い!変なの~!」
と笑われてしまった。


「なんだよ~!!!」
ケンカ相手をにらみながら、涙がこぼれる小2息子。


書いた紙を ひょいとのぞくと、1文字1文字が紙のあちこちに書いてあり、結果、意味不明文章の出来上がり。


横書きは、左から右へ、上から下へ、縦書きは、右から左へという原則を知らなかったか??怒りで忘れたか??


ケンカは、相手をとっかえひっかえ、毎日 続いた。


その度に、小2の息子は教科書を開き、怒りに震えながら、ふすまに貼りつけるための 字を書く。


最新版がこちら。


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『(姉は和室に)くるな。(姉のことを誰も)たすけるな』


ほう、読めるようになったじゃないか。


ケンカをしながら、字の練習ができるとは画期的じゃないか。


これぞ、ホームエデュケーション・・・なのか???