冬の寒さがやわらぎ、生き物が目覚める、弥生、3月。
冬にもあった小3息子のおこりんぼうが、さらなる覚醒。
怒りの導火線が短くなるわ、なるわ。
おこりんぼう案件すべてに遭遇している、小5娘とともに
「またか」
「そうくるか」
と、もはや笑いをこらえながら、天を仰ぐ日々。
下記が、3月の、おこりんぼうのレポートである。
第1回
【発端】母に1人で甘えたいのに、小5姉が邪魔をした。
【過程】
「みんな大嫌いだ!!」と3時間布団をかぶる。
【結果】
3時間後、仇の姉をゲームに誘って一緒に大盛り上がり。
第2回
【発端】就寝前に家族で行った、トランプの神経衰弱で、中2兄の独壇場なのが気に入らない。
【過程】
・「どうせ、オレはバカだよ!」「一生カードゲームはしない!!」と、1晩リビングで布団をかぶって寝る。
・1晩寝ていた所の、すぐ隣で仇の兄がテレビをみていたが、いさかいは起こらず。
【結果】
翌晩、カードゲームに家族を誘い、自分も上機嫌で参加。
第3回
【発端】新発売の仮面ライダーのお菓子付きフィギュアが、売っていると思われたスーパーを4軒まわっても売っていない、今後の入荷もなしと判明
【過程】
・売らないスーパーと、日本社会に「理不尽だ!!」と、スーパー駐車場で、青年の主張ならぬ、小学生の主張を始める。
・その後に登校したフリースクールから、夕方「帰宅したくないと怒っています。迎えに来てください」と連絡あり。
・フリースクールで、気持ちを全部吐き出し、スッキリして帰宅。
【結果】
・帰宅後、メルカリでお目当ての物を見つけ大喜びで、小遣いで購入。
・商品が届くと「フリースクールスタッフに自慢しちゃお!」と、フリースクールに持参。小走りで登校。
第4回
【発端】フリースクール登校中、使用していたリュックサックのチャックが壊れた。
【過程】
・「オレが登校しようというのに、壊れやがって!役立たずのカバンだ!!」
「チャックが閉まらないと、物が落ちて、登校できない!」
と怒鳴りまくる。
・車で片道30分の道を、また家に戻り、別のカバンに荷物を入れ替える。
【結果】
スキップしながら、再登校。
以上。
第4回は、実は今日のこと。
スキップしながら再登校した息子を、小5娘と見送り、姿が見えなくなってから、すぐに2人で大笑い。
「カバンのチャックごときで、あんなに怒る??」
「もうさぁ、被害者の会を結成して、慰労会しなくちゃね~」
と、帰りにお菓子を買って帰宅。
フリースクールから帰宅した息子は、上機嫌だった。
そんな息子に
「ホント、今日は大変だったぁ」
と、チクチクとイヤミを言う私。
そんなとき、娘は、苦笑いしながらも、言葉には決して出さない。
今までの弟の全大噴火を、私と一緒に現場で遭遇している中で、1言も反論せず、黙って、嵐が通り過ぎるのを待っている術を身につけたよう。
対して私は、ついつい同じ土俵に上がってしまう。
ここまで書いていて、娘が無理しているのかなとか、中2息子はどう思っているのかなとか、噴火する張本人のことも。
子ども3人同様に目をかけてあげたいのだが、私はどうやったって、上手くいかないんだわぁ。
昔、義母に教えてもらった
「育児に疲れたら ” まぁいいか ” って言いなさい」
まぁ、いいかあっぁぁぁ。