吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

網戸絶望者がいるって話

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このドラマを見て、私だけではなかったと安堵した。

 

何に安堵したかと言えば『網戸が外れるのが、とてもイヤだ』と、ドラマの主人公が嘆いていたセリフに。

 

「(網戸が外れるたび)誰か助けてくれないかな」


「網戸が外れるのは、戦争より嫌い」


主人公は、そう言ってイライラしていた。

 

そうなんだよね。分かるよ。分かる。私も、網戸が外れるのは、大大大嫌いだ。

 

戦争より・・いや、同じくらい嫌いだ。


だって、その後、うまく網戸をはめられないから。


とにかく、はめるのに 時間がかかる。

 

私のモットーは『網戸には、決して触れるべからず』


それなのに、ちょっとしたことで外れる。たいていは、子どもが外す。

 

その度に思う。

 

「誰か助けてくれないかな」

 

「今すぐに直してくれるくれる人がいたら、(アラフィフの寸胴体型のズボラでよければ)性別問わず 健康で性格が良ければ結婚してもいい」

 

「掃除機さえ勝手に掃除して、勝手に元の場所に戻る時代に、何故、網戸は 勝手に元に戻らないんだろう」

 

そんなことを考えながら 網戸を何度も何度もはめるのに、はまらない。

 

何度も何度もしているうちに、泣けてくる。

 

「私は何をしているのだろう」と、本当に涙を流しながら直すのだ。

 

網戸を、はめられないことに。

 

網戸ごときが、はめられないことに 涙がでる。

 

「劇的ビフォーアフターでみた業者さんは、あんなにも簡単に、網戸をはめていたのに!何故に、私はできないんだ」

 

「網戸さえはめられない私は、もう生きている価値がない」

 

「タイムマシーンに乗るのは今だ!網戸がはまった未来に行きたい!今すぐ!」

 

と、アラフィフの女が、大きな独り言を言いながら泣くのだ。

 

これは、外から見たら 身の毛もよだつホラーだ。通報されても仕方ないだろう。


でも、涙も独り言も止まらない。 


本当は業者さんを呼びたい。お金も払う用意はある。


だが、こんなレベルで呼んで良いものか?と悩む。


私が業者なら「網戸が外れたくらいで、プロの俺様を呼ぶバカがいるか??」と怒るだろう。


やはり、呼べない。


夫に頼んだこともあるが、数回やって「あっ、ムリ」とさじを投げた。

 

でも、このドラマを見て 世の中には網戸が外れることが苦手を通りこし、本当にイヤだと言う人が私以外にいることに、いたく、いたく共感した。

 

要は何が言いたいか。

 

ねぇ、どうして、網戸ってこんなにはめるのが難しいんだろう。

 

それでもって、あるとき突然ふいに はまるのは何故だろう。

 

国民栄誉賞は、網戸を簡単にはめられる人にあげるべき。

 

最後に。

 

何事も、この世の中『私しかいない』ってことは、ない。


たかが、網戸。

されど、網戸。


因みに、現在 我が家は、網戸が外れている 。