義実家への帰省の滞在日数を、少しずつ減らし 今年のお盆は とうとう「完全父子帰省」になった。
姑は、悪い人ではない。
日帰りくらいならいいのだが 宿泊するとなると ダメだ。
姑の、自分のイヤな部分が見えて 感じて 自分の笑顔が張りついていくのが分かる。
「完全父子帰省」にして、後ろめたさが 全くない訳ではない。
まだ「いい嫁」と思われたい。
姑の誕生日の今日、誕生日カードを送った。
カードに、私たち家族で1言ずつメッセージを書いた。
おいおい、誕生日の当日に送るなんて 届くの明日だよ。遅いよ!
・・なんて、ツッコミを自らいれつつ 投函。
「お義母さん、喜んでくれたらいいな」と、頭の中で天使がささやく。
「こんなカード1枚で、いい嫁だと思われたいわけ?義理は果たしてるって?」と、悪魔がイジワルく笑う。
しないより、いいじゃないか・・と、中間の意見で 私の頭はまとまる。
嫁姑は微妙である。厄介である。
でも1番微妙で厄介なのは、私の心。
今日の強い風に、右に左に大きく揺れる洗濯物みたい。
子どもたちが、3人でヒーローごっこをしている。
その声に ホッとする。平和だ。