吾輩はズボラなるままに

中3、小6、小4の3児のママです。子ども全員明るく不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

ランチ会

少し前に、近所の公民館で ランチ会に参加した。


参加理由は、子ども連れOKということと、


引っ越して1か月。この機会に ご近所さんを知っておくのも良かろう、


そして「学校のありかたについて考える」という趣旨が書かれていたので、5月から 7才の娘の不登校に振り回された私には興味があった。


当日 行ってみると、10組以上の親子がきていた。


連れの子どもも、上は小学校6年から下は乳飲み子まで。


食事は、近所のカレー屋さんが来て 公民館の台所でクツクツとカレーを温めていた。


ランチメニューは、キーマカレー


ちょっとスパイシーな香りが、鼻をくすぐり 私の腹の虫もどれどれと騒ぎだす。


来ている母親は、私と同じくらいの年齢が多いだろうか。


お互い知り合いの人もいるようだが、初めて来た人も多い感じで ホッとする。


既に「みんな知り合い」のなかに入っていくのは、なかなか勇気がいるものだから。


簡単な挨拶のあと、お待ちかねのキーマカレーを食べながら 自己紹介。


なかなか本格的なキーマカレー。これは、家庭では簡単には出せない味。


これだけでも、来た甲斐ありとニンマリ。


子どもたちは、子ども同士かたまって隣のテーブルで食べていたので ゆっくり食べられたのも、有り難かった。


司会の方のおおらかな感じもあって、参加者の口も少しずつ滑らかに。


参加者のほぼ全員の子どもが、不登校真っ最中 もしくは経験者。


数年にわたり、学校に行っていない子どもも多く 我が家のようにまだ不登校2か月経験したようなのはいなかった。


学校との やりとり、役所との やりとり、我が子の居場探しに奔走し悩む 母親が気持ちを次々と吐露した。


「学校に登校することが大事であり、且つ 唯一の道」というのが、日本の学校教育の結局のところ。


では、学校が合わない子どもは どうしたらよいのか?


いろいろな考え、性格の子どもが1箇所に集められ 同じことをする。しなくてはならない。


そこから あぶれた子どもは 大手をふって堂々といける 行き場はないのだ。


「子どもの居場所がない」


どの母親も、そう口にした。


確かに、不登校2か月の経験者の私でさえ それを1番に感じた。


「クラスには入れないが、保健室や職員室とか 他の場所なら 学校に行ける」と言った娘に、学校は「そういう対応はしていない」と答えた。


せっかく学校に行きたいというのに「居場所がない」とは。


ガッカリした。


不登校の本人も辛いが、母親も頑張っている。


何が正しいのか。考えさせられるランチ会だった。