カエルを英語で言うと
「ねぇ、お母さん ”カエル” を英語でなんていうか知ってる?オレは知ってるんだよ!知りたい?」
5才の息子が、幼稚園の帰り道に聞いてきた。 答えを言いたくてたまらないといった顔である。
あぁ、たぶん英語教室に通っているクラスメイトにでも 教えてもらったのだろう。
「さぁ?お母さんは わからないな。教えて」
「正解はね・・・ゲロゲーロ!!!」
”frog” もしくは、それに近い答えを言うのだと思っていたら「ゲロゲーロ」とは!予想外すぎて、私は大笑いをしてしまった。
ウケ狙いの答えかとおもったが、どうやら違う。本人いたって真顔。私が大笑いするのが、なぜなのかわからない様子。
聞くと、クラスメイトの父親がそう言ったと。教えてくれたクラスメイトも、父親のちょっとしたウソとは思わず 自信満々に触れ回ったらしい。
そういえば、私の母も私たち姉妹に「大学を出た人が、次に行く学校は ”大学イモ” だ」と似たようなウソをついた。
我が家は、あまりサツマイモが皆 好きではなかったので 「大学イモ」が食卓に並ぶことがなかった。
それが災いし、小学校5~6年生くらいまで「大学イモ」は学校のことだと 本当に思っていた。
おままごとでも、人形ごっこでも「わたし、大学イモにいってくるわ!」と、さも当然とばかりに大声で言っていた記憶がある。
「ゲロゲーロ」のほうは、私があまりにも笑うため 違うとわかったようなので、正解を教えてあげた。
しかし、まだ「大学イモ」のほうが残っている。私の子どもたちにも、親子2代でこのウソをついてみようかと企んでいる。
さて、上手くいくかな?