吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

我が家の接待事情

家族で、ときどきボーリングに行く。


近所のボーリング場は、市の子育て支援カードを提示すると1ゲームタダになる。


1ゲームしかしない我が家にとっては、超お得!


しかし、このボーリングは経済的にお得なのだが 精神的にはお得ではない。


なぜって、子どもの誰かしらが不機嫌になるから。


先日の最初の不機嫌者は、7才の娘であった。ボールが、ことごとく端により スコアがあがらない。


投げても投げても、ボールは吸い寄せられるように端へ行く。


素人判断だが、たぶん投げる腕力が足りないのだ。まだ7才。これは仕方ないような気がする。


かといって フォーム云々を教えるほど、こちらも技術力はない。


手をたたいたり、声をかけ、背中をさすり盛り上げる。わたし、取引先の接待をする営業部の社員か?なのに、効果なし。


だんだんと、うつむきがちになる娘。悔しい気持ちをもつことは悪いものではないが、自分の番になってもボールを持とうとしない。拗ねモード全開。


そういうときに黙っておけばいいのに、余計なことをいう人間がいる。


5才の弟。「姉ちゃんが泣いてる~!」「姉ちゃん、次だよ!やらないの?」「姉ちゃん、ビリなの?だから泣いてるの?」


「うるさい!あっちいけ!」「お前なんか、大嫌い!」キレる姉ちゃん。


5才弟、泣く。「姉ちゃんが、嫌いって言った!あっちいけって言った!」「もう、帰る~~!」 被害拡大。


必死に事態の収拾中、同じ営業社員のはずの主人が「うるさい!お前ら!」と大声を出す。さらに、被害拡大。


コイツ・・・なにしてくれるんだ!?殺意がわく。


不幸中の幸い?なのは、ボーリング場じたいが
大きな音がするので 子どもの鳴き声が たぶんそれほど目立たないこと・・・?と願いたい。


私の膝に7才と5才がのっかり、いつしか膝の場所争いが始まる。私の番なのに投げるどころではない。「だれか~投げといて~」


ようやく長い長い1ゲームが終わる。


しかし、今日の接待は ここで終わらない。ご機嫌が直らない7才と5才の取引先さま 実は、ボーリングよりもカラオケを楽しみにしていた。


カラオケが混んでいて、すぐに部屋に入れないという。取引先さま、ご機嫌悪化。


ところが、10才の今までご機嫌な取引先さまが「オレ、カラオケ行きたくない」と。あぁ・・・もういや。


もう1人の営業社員「オレはどっちでも」と、素知らぬ顔。お前は、取引先さまじゃない。事態収拾せんか!


カラオケの部屋が空いたと呼ばれ、営業社員はいそいそと先頭で取引先さまを部屋に案内。


飲み物の場所で一緒に選び、戻ると一心不乱に歌の予約。歌の盛り上げも忘れない。


寝ている、他1名の営業社員に本気で殺意を抱く。


あいまに、トイレに付き添って さらに飲み物補充。歌もリクエストが入る。


自分の歌など歌えるはずもない、歌う気力もない。ウーロン茶が、誠においしい。


おかげで、3名のお取引先さま ご機嫌。やれやれ。


帰宅して、営業社員はコックになる。


つかえない営業社員が寝ようとしている。


そうは、させるか!風呂同伴と、絵本朗読および寝かしつけの任務を命じる!あと、洗濯物取り込み!


取引先も、そこ3人!部屋を片付けろ~!文句を言うな~!

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