最近の息子
中1の息子が、先月からボーイスカウトの活動によく行くようになった。
ボーイスカウト歴は、かれこれ7年くらいになる。
だが、虫は嫌いだし、蝶々結びすらも苦手だから難しいナントカ結びなんてできないし、手旗信号?はて??なんて状態。
ただ、団体行動とリーダーになるのが好きで続いてきた、ボーイスカウト。
団体行動は好きだが、学校は不登校。
人間って、中1って、いろいろ微妙で、いろいろ繊細なのだ。
たぶん。
いろいろ微妙で繊細な息子は、ボーイスカウトで、同年代4~5人いる班の副班長である。
それまで、毎月の行事などは、大人のスカウト達がやること、日にち、集合場所などをすべて決めていたのだが、先月から子どもたちにさせることにしたよう。
それまで、決定事項を知らせるだけの班のグループラインは、子ども達で次回行うこと・集合場所・持ち物などなどを1から決めねばならなくなった。
だが、子どもたちは全く自らする気なしで、グループラインの画面は、いつまで経っても真っ白。
ラインに「そろそろ、活動したくならない?」と、せっつきたい気持ちをグ~~~ッと押さえて送ったであろう大人のスカウトからの文面に、息子が「しようがないなぁ」とポチポチと返信しだした。
頼りの年上の班長は、学校の部活やら塾やらで忙しいよう。
そのうえ、自分が班長だということも忘れており「班員たちには自ら動けと日頃から指示してあるから、オレがいなくても大丈夫さ~!」と返す、お調子者ぶり。
それならばと、息子のリーダーをやりたい気質がムクムク湧いてきたらしい。
今月の週末・祝日は、すべてボーイスカウトの活動。
先週末は、年下の年代のスカウトの宿泊キャンプを昼前から手伝い、夫の迎えで帰宅は夜10時過ぎだった。
平日は、ゲームとテレビ漬けで昼夜逆転生活。
1年以上教科書は全く開いていない。
でも、息子は学んでいる。
見ているし、聞いているし。
私の知らないことを、息子は知っている。
私は、彼が誇らしい。