吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

ときめき の戦地へ ようこそ

あなたを目にすると、なぜ こんなにも心がときめくのだろう。


あなたから、もう1秒足りとも目が離せない。


世間で注目されるイケメン俳優やら歌手なんて、あなたの圧倒的な魅力の前ではかすんでしまう。いや、いないも同然である。


あぁ、何て存在感、何て、神々しい・・・スーパーの見切り野菜たちよ!! 値引きシールよ~!!


値引きシールも ときめくが、見切り野菜が 時折 山と積まれていることがある。


こんなときは、ときめきと共に闘争心がわきあがる。ここは、ときめきを求めた者の「戦地」


灰色の脳細胞が、ここぞとばかりにフル回転。


何かしらの理由でココにいる彼らを、何でもかんでも買うわけにはいかない。


そう、まずは 見た目。あまりにも見た目が悪ければ、それこそ「安物買いの銭失い」


アシの早い 葉もの野菜などは要注意。これから、すぐに料理ができるか?明日までもつか?火をとおせば食べられるか?漬物にでもしちゃうか?


そして 同時に値段。よく見たら、正規の値段と変わらない もしくは、高いなんてことも。


そして同時に、どのくらいの量を買うか。大量に買って持ちきれるか、つかいきれるか。


その他、作る献立・家族のスケジュールなどなどを、考える。


ぼんやり のんびり考えてはいけない。周囲には同じ境遇のライバルは多いのだから。


瞬時に判断し、長居をせずにサッと立ち去るのが「粋」ってもんだ。


神々しい彼ら、そして 周囲のライバルという名の同志への「礼儀」である。


久々の大量の戦利品をカゴに入れ、意気揚々 戦地からもどった途端 知り合いにバッタリ。


「アハハ・・安くてさぁ、ついついね~子ども多いし・・ちょっと欲張ってね~ちょっと多かったかなぁ」聞かれてもないのに、私は 何を話しているのだろう。


言われた方も「ウチも買ったよ~。安いから良いよね」と。


お気遣い、かたじけない。どうみても、私の戦利品の半分以下ではないか。なんか、私 ガッツいてる?


こんなときのために「粋なセリフ」が必要だった。もっと堂々としていなければならなかった。


あぁ、詰めが甘い。まだまだ修行が足りない。


言いわすれた。この戦場に、趣旨や教義を理解しようとしない素人を 極力連れてきてはいけない。


どうでもいい高値の商品を、強引に ときには 知らぬうちに忍ばせてしまうのだ。せっかくの完全勝利が、最高の気分が、水の泡だ。


以上、春より1人暮らしをされる方・家事をしようと思っている方へのアドバイスになれば幸いである。


え!?おばちゃんの寝言かと思ったって?