吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

ごっこ遊び

我が家には9才を頭に、男・女・男の3人の子どもがいる。

 

彼らの今夏からのブームは「銀魂(ぎんたま)ごっこ

 

今夏ころ、第1弾の実写映画をテレビでみて以来 3人そろって大ファンに。

 

主要人物が、ちょうど男性2名・女性1名だったもの幸いし 毎日、3人で主要人物になりきって遊んでいる。

 

テレビ放送直後に公開された第2弾の映画も もちろん観に行った。

 

銀魂ごっこ」の熱は冷めるどころか、高まるばかり。

 

映画のシーンの真似事もするが、3人がおのおののアイディアからなる脚本で遊んでいるのも 見ていて面白い。

 

脚本家・監督・俳優を3人それぞれが兼務。

 

場面場面で、阿吽の呼吸で脚本家になったり、俳優になったり、監督になったり。

 

脚本はすぐに変わる。

 

舞台は 宇宙にも幼稚園にもなるし、登場人物は仮面ライダーから 隣のネコ・ ヨボヨボおじいちゃんまで何でもあり。

 

演出もなかなか厳しい。

 

しかし、俳優は多種多様のセリフの言いまわし、ダンス、殺陣、アドリブもお手の物だから どんな変更もノープロブレム。

 

ごっこ遊び」は、皆が名脚本家で、名監督で 名俳優だ。

 

昔は、私も「ごっこ遊び」が大好きだった。

 

「次はこんなシーンにしたい」「こういうセリフを言って」そんなことが考える間もなくスルスルと口から出てくる。

 

あのころ、無限に想像できたシーンやセリフが 今 何も出てこない。

 

大人になってできることも増えたけれど、それと引き換えに 自分でも気づかぬままに失くしたものは多いのかな。

 

これが大人になることなのかな。

 

ちょっと寂しいかな。

 

食事をしながら 言葉だけで「ごっこ遊び」をする3人の子どもが羨ましいと思った。