シビれる男たち
先日、初めて男子のプロバスケットボールの試合を観戦した。
シビれた。
バスケットコートと、観客席が近くて 臨場感この上なし。
白熱した試合展開。
残り1~2分でも、どちらに転ぶか分からない。
シビれた。
バスケットといえば、四半世紀前に読んだ「スラムダンク」しか知らない ド素人の私が 目の前の試合に引きずり込まれる。
密集したゴール下へ、彼だけが見えている道を疾風のごとく鮮やかに駆け抜ける。
大男たちが、ゴールに入りそこないのボールを 身体をぶつけながら手をのばす。
私の 目の前で すました顔で手品師たちは 次から次へと信じられないパスをつなぐ。
気がついたら、初観戦のド素人が声をあげ 拳を突き上げていた。
あぁ、ドキドキするって。
高揚するって。
目が離せないって。
こういうことだっけ。