現在、子どもたちのものが入っている棚の一部に、下記のようなメモが貼ってある。
メモを貼った主は、小5の娘(上)と、小3の息子(下)。
ぜったいにあけるな!
あと、さわるな
ぜったいにだぞ!!
ぜったいにだぞ
もしやったら、ぜったいにゆるさないからね!
なかみは、ふうせんだよ
びょういんからもらったふうせんであそばないでね。
数日前に診てもらった病院で、娘と息子は風船をもらった。
これを、ふくらませて、ボールのように手ではじいて、部屋で2人で遊んでいる。
ごくごく一般的な遊び方だが、今、これが楽しくて仕方がないよう。
キャーキャー言いながら、ここ数日、1時間ちかく風船を追いかけている。
この大事な風船を、自分たちが寝たあと、昼夜逆転中の、中2兄に取られぬため、小5&小3の考えた防御策が、あのメモ。
これを書いておけば、後で「知らなかった」とか言われて逃げられないようにと。
しかし、ちょっと考えれば、中2男子が風船に興味があるか?いう話だけど。
案の定、兄は、そんなメモには目もくれないし、風船にも。
だが、小5と小3の妹弟は、気が気ではなかったのだろう。
何故、気が気ではないのか。
それは、過去、明日も残っているだろうと思った夕食のおかずが、翌朝無かったとか。
明日食べようと思っていた、お菓子が無くなっていたとか。
自分のものだと思っていたシールが無くなって(捨てられて)いたとか。
あれが無くなっていたとか、無くなっていたとか、無くなっていたとか。
犯人が全て兄ではないし、親だったり、自分も犯人になったりなのだが、そんな中で生まれた防御策はあのメモというわけで。
それにしても、このメモ、全部、見事にひらがなだぁ。
もう1人は、ひらがなも書けず、四苦八苦。
まぁ、いいか。
子どもは、元気に生きてるだけでいい。
いつか、この字が笑い話になったらいい…なぁ。