「サンタさんにプレゼントが欲しい人は、そろそろ手紙書いたほうがいいんじゃな~い?」
子どもたちに、このセリフを言う時期がやってきた。
サンタさんへの手紙は、仏壇に置いておくというのが、我が家のルール。
サンタと仏壇の関係性については、なんというか、どちらも「神」という広い枠組みで考えれば、まぁ一緒というズボラ思考。
あまり、深くは追及しないで欲しい。
小3の息子は、12月に入って、早々に手紙を仏壇に置いたが、小5の娘と中2の息子は、なかなか出さない。
去年は、3人とも早々に、手紙を書いていたのになぁ。
毎年「今年こそ、サンタクロース限界か?」と、思うのだが、我が家には頼みの綱がある。
それが、サンタクロースの追跡サイト。
https://www.noradsanta.org/ja/
https://santatracker.google.com/intl/ja/
便利な世の中だ。
このサイトが威力を発揮するのは、12月24日。
文字通り、サンタクロースが今、どこにいるのか、今後のコース、到着時間まで、大真面目に追跡&予測してくれる。
去年まで、これで、子どもたちの心に、サンタクロースを繋ぎとめてきた。
私自身、子どものとき、夜中にふと目を覚まして見つけた、枕元のプレゼントは心が踊った。
「早く朝にならないかなぁ」とソワソワしながら、また目を閉じていくのは、今考えても、なんとも幸せだった。
親としては、あの幸せな感覚を、我が子にも、1年でも長く感じて欲しいと思っている。
しかし、年々、サンタクロース側も大変になっている。
まず、不登校で24時間在宅の子どもがいるので、プレゼントの用意が大変。
色々考えた結果、普段、宅配をよく使う夫の名前で、通販で用意することにした。
だが、狭い家の中で、子どもたちの目が光るなか、段ボールを開けるのも一苦労。
普段、宅配がきて段ボールを開けようものなら「何を開けてるの?」「何が入ってるの?」と、子どもが必ずやってくる。
さらに、昼夜逆転の中2息子が、なかなか寝ない。
去年は、夜中に、小学生の下2人の子が「サンタさんが来ていない」と泣き出すし。
結局、朝方、プロ顔負けの勢いでカッターを振り回しながら段ボールを開封、枕元を諦め、玄関にプレゼントを置いた。
そんなだから、翌25日は、私の頭はいつにもまして回らず眠くて仕方なかった。
さて、今年は…。
カッターの準備は、バッチリだ。