吾輩はズボラなるままに

中3、小6、小4の3児のママです。子ども全員明るく不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

「推し」なるもの

数十年ぶりに、推しを見つけた。

 

相手は、我が人生初の、アイドル。

 

見つけたのは、1年ほど前。

 

好きになった理由は、よく分からない。

「気づいたら、好きになっていた」

 

さんざん使われた、少女マンガのセリフみたいだけど。まさに、それ。

 

人生初、そのアイドルのツアーグッズのトレーナーを1枚、かなり悩んで買った。

 

そのツアーには行ってないから、通販で。

 

だが、今のところ、アイドルに使ったお金はそれだけ。

 

まだ山のようにあるグッズやら、CDやら、ましてやライブに行こう!の段階には、残念ながら心動かず。

 

テレビ、ラジオ、動画で見聞きするだけ。

 

要は、アイドルからすれば、金にならない客なのである。

 

しかし、私はそれで十分満足。

 

それだけなのたが、SNSなどでみる「推しがいると、気持ちが潤う」という旨の意味が、初めて分かった気がする。

 

30年近く箱推しの、柏レイソルとは違う気持ちの自分が、我がことなのに、何だか面白い。

 

部屋着となっている、唯一買ったトレーナーを着ると、何となく気持ちが華やぐような、くすぐったいような。

 

軽快なお喋りのラジオや、動画を見ながら家事をすれば、イライラすることはない。

 

以前、ラジオで「30才過ぎると、人は自ら新しい曲を探さなくなる」という研究結果あると話していた。

 

それを聞いた当時、私も、探さなくなっていた1人だった。

 

それが、今は、どうだい。

 

人生100年時代の折り返し地点にきた私。

 

まだまだある、新しい出会い、涌き出る新しい私の気持ちにワクワクする私でいたい。