『欲しいものがあったら、買う前に(本当に必要か)真剣に3度考えろ』
『それでも欲しいものなら、手に入れるべき。そこまで考えたら後悔は、それほどしないものさ』
これは、30年以上前に亡くなった祖父の言葉である。
スーパーの野菜売り場で、これを 毎度実践はしないが、高価なものを買う時や 大事な決断時に、私は この言葉を頼りにしている。
意外と、この方法は 私には適しているようで、これで購入したものに、あまりハズレはない。
さて、先日、考えさせられる動画をみた。
コロナの変異種に罹患した人の動画と、親がコロナワクチン接種をした人の動画。
どうしても欲しいものではないが、考えるべき問題である。
遅かれ早かれ、私にも子どもにも接種券が来るだろう。
はて、どうしたらいいのか。
1度目を真剣に考えてみたが、分からない。
たぶん、答えを知っているのは タイムトラベラーくらいか。
情勢をみながら、2度目・3度目を考えることにしよう。
最近、祖父の言葉通りに3度考えて、手に入れたものもある。
ハンドブレンダー。
1万円でお釣りがくるくらいの値段のものだが、購入を決めるまでに 10年近くかかってしまった。
いつまで経っても野菜嫌いが治らないどころか、拍車がかかる 我が子に、とにかく野菜を少量でも摂取させることが先決と思ったのだ。
この10年、購入に踏み切れなかったのは、下手に野菜をすりつぶすと、大きな形の野菜が逆に苦手になるのではないか。
野菜の存在を分かったうえで食べられれば、自信になるだろうし、将来 外で「大きい野菜は食べられません」などと言って笑われることもなかろう。
そんなことを悶々と考え続けて10年。
ようやく、将来 笑われようが知ったことか!
まずは、野菜を子どもたちの体内に入れよう!
という考えに至った訳で。
結果的に買ってよかった。非常に良かった。
今のところ、カレーライスとミートソースが評価が高い。
カレーの茶色と、トマトの赤は、野菜の青みを隠すには うってつけ、偉大だ と改めて気づく。
こんな便利なものを、どうしてあの怒涛の離乳食時に使わなかったのか、それだけが悔やまれる。
3度考えるのは良いとして、10年経過させるのは、我ながらいかがなものかと思いつつ、このブレンダーの便利さに毎度感激する 今日この頃。
これが、私の最近の未解決の接種と、解決の摂取のこと。