吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

ですけど、何か?

少し前に、小4の娘の担任の先生からの
「放課後に、クラスに来てみませんか?」
との誘いに 娘が、意外にも首を縦に振った。


同じ小学校在籍の小2の息子もついていくと言うので、親子3人 夕方の校門をくぐった。


担任の先生が来ると、娘は、いつものように私の後ろに隠れてしまったが、帰りたいとは言わなかった。


担任の先生が娘のために用意してくれたのは、小さな色とりどりの輪ゴム。


それを、繋げてブレスレットを作ろうと教えてくれた。


youtu.be


用意してくれた椅子にさえ 座ることをためらっていた娘だったが、細かい手作業が好きな娘は、すぐに先生と向かい合って夢中になっていた。


一方、息子は何もすることがないとふくれっ面。


息子は、校庭で遊びたかったのだが、放課後の校庭解放はしていないとのこと。


息子の担任の先生も来てくれたが、読書も、クラスで飼っている虫も、育てている植物にもまったく興味なし。


どんなに誘っても、廊下に座り込む姿に、そのうち先生の姿は消えてしまった。


機嫌の悪かった息子が笑顔になったのは、娘の担任の先生が息子に作ってくれたブレスレット。


息子の大好きな色である 赤と黒の輪ゴムを繋げて作ってくれたのを、たいそう喜んだ。


娘も、自分の好きな色で繋げたブレスレットが出来上がり、ニッコリ。


滞在時間30分ほどだったが、帰りは 教室から昇降口まで、娘は 私の後ろではなく 私の前を先生と歩いた。


その夜、娘の口から
「今日作った、ブレスレットを家でも作りたい」
というので、早速買いに。


そして、今 私の腕には カラフルなブレスレットがはまっている。


後ろでは、娘が 真剣な表情で小さな輪ゴムを繋げている。


娘は先生と、週に1度放課後に会うことを約束した。


今日、昨年から通っていたフリースクールに中1の息子の退学届けと、小2の息子の休学届を出しに行った。


何かを手放す子、何かを拾う子。


随分前、不登校児の先輩ママが
「ウチの子が、どんな風に育つのか楽しみで仕方ない」
と言った。


当時の私は、
『楽しみ・・??不安じゃなくて??この人、正気??』
と、心の中で嗤った。


今、あのときの言葉が ようやく分かるようになってきた。


常識を覆されることのオンパレードで、それを1つくぐりぬける度、ホント 親は図太くなる。


我が押し レイソルも、連敗を着実に重ねている。


いろいろ図太くなった結果、今の心情は
「~ですけど、何か?」


youtu.be