吾輩はズボラなるままに

中3、小6、小4の3児のママです。子ども全員明るく不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

A君の話

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この記事は、我が家にとっては・・いや私にとっては目標というか、明るい未来がみえる嬉しくなる記事。


ウチの子どもたちも、彼のように前を向いて自立できるだろうか。いや、できるはずだと。


先日、我が家と同じ時期にフリースクールに入ったA君のお母さんから『フリースクールをやめる』と連絡があった。


A君とは、小6の息子と年齢も近かったし、偶然に家も近所でフリースクールが休みの日は 息子がA君宅に遊びに行くこともあった。


小6の息子が最初の1か月で足が遠のいたフリースクールに A君は通い続け、それも毎日1番のり。


自分の家のゲームを、フリースクールの皆とやりたいと、大きなリュックにゲームを沢山入れていた。


フリースクールを代表して メディアに、大人がビックリするほどの 的を得た意見を堂々と言ったりもした。


フリースクール内の会議でも、議長を務めた。


それなのに、半年ほどすると「週に1~2度しか行かなくなった」とA君のお母さんが言うようになった。


「ウチの息子も家にいるから、一緒に遊ぼう!」と誘ってみたが、連絡はなかった。


フリースクールの保護者会で、A君のお母さんが「息子が 自分はダメな奴だと泣いて、家で暴れる」と、暗い表情でこぼしていた。


フリースクールをやめてしまう兆候はあった。


やめるのは構わないと思う。


助成金のないフリースクールは、公立の学校よりお金がかかる。


それに、フリースクールに行くだけが、道だとは思わない。


ただ、あんなにキラキラした笑顔だったA君、堂々とメディアに自分の意見を言えたA君が、家では『自分に自信がない』と泣いているなんて。


彼は、まだ小学生だ。


あの笑顔はムリしていたのかな?


彼がメディアに言った「学校に行くだけが道じゃないよ!って、今 悩んでいる人に言ってあげたい」は ホントに凄いなぁって思ったのに。


ウチの子どもは、絶対そんなの考えてない!A君はスゴイなぁって。


A君のお母さんが「うちの子、夢ができたんだって!大人になったらフリースクールを作りたいって」と、ニコニコしながら教えてくれたのを思い出す。


たぶん、A君はフリースクールという場所を見つけて、嬉しくて脇目もふらずに突進していったんだと思う。


そして、居場所を作りたくて頑張って、頑張って、頑張りすぎたのかな。


ウチの子どもは、適当にフェードアウトしてみたり、戻ってみたり。


フリースクールで居場所作りに全力投球したA君と、「家も飽きたから、たまには行ってみるかぁ」の、ちゃらんぽらんのウチの子どもたちと。


どっちが良いのか、今は判断できないけれど、どちらにしても 居場所作りって大変。


春は別れの季節。


でも、いつか 会えたらいいなぁ。


そのとき、お互いが今より元気になっていたら。


記事の彼のように、A君も、ウチの子たちも たくましく生きてくれたら。