吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

片付けの定義

義実家に、夫と子ども3人を追いやり 家に1人の私の生活リズムは 崩れに崩れている。


おととい、夜7時前から寝てしまい 早くに目が覚めた。


3時前に起き、ちょっと掃除をして 5時にいそいそゴミを出そうとしたら 本日は収集がなかった。


夫の居ぬまに、奴が数年ためこんでいる本を処分してしまおうと思ったのに!作戦失敗。


「人の本を勝手に捨てるとは、なんたること!」と、思われるだろう。


しかし、聞いてくだされ。


夫の蔵書というのは、たいてい5種類にわけられる。


結婚以来、常に「片付け」と銘打った本、「ダイエット」「運が良くなる」「仕事ができるようになる」「阪神タイガース」ってのが、それぞれ10冊以上。それに、小説本などもある。


本の趣向は、人それぞれ。


「タイガース」の定期的に送られてくる冊子・・まぁ、趣味だからよしとしよう。


「運が良くなる」「仕事ができるようになる」ってのは、まぁわかるかなぁ。


「ダイエット」は、近ごろ糖尿病になって あわてて意識した感じ。


それも、必要かもしれないが全て違ったダイエット本10冊もいる?


そして、きわめつけは「片付け」の本。「断捨離」という題名だけで4冊ある。


片付けというのは たいてい「捨てる」ことを、まず推奨しているのに、片付けの本が15冊って・・


「片付け」の本をまず捨てろ!と、私は思うのだ。


しかし、本に限らず 夫は「捨てられない」のだ。


洋服もそう。


Tシャツが引き出しいっぱいにあるのに、どんどん買ってくる。阪神のマーク入りのやつ。


下にあるのは、もう何年も着ていない。存在すら忘れている。


何度か注意するが「頑張れば、まだ(引き出しは)閉まる」と。


引き出しに入れているのは、私だよ?


これが、15冊「片付け」の本を持つ人の意見か?


あまりにムカついて、あるとき忘れさられている 引き出しの下のTシャツを10枚ほど 勝手に捨てた。


それで、ようやく押し込まなくても閉まる感じ。だが、引き出しいっぱいにはTシャツはある。


最近着ているTシャツはあるし、これで良かろう。


夫も、少なくなったTシャツのことには 全く触れなかった。


「やっぱり、本人も下の方のTシャツのことを忘れていたから、捨てたのも分かっていないのだろう」


そう思っていた。


思っていたが・・2日後。


捨てた分と同じくらいの量の、新しい阪神Tシャツが引き出しに入っていた。


また、引き出しは閉まらなくなった。


今回の引っ越しで、4畳の個室を自分の部屋にしたいと言ったので了承した。


引っ越しの初日、家中のカラーボックスやら書棚を4畳の自室にすべて入れ、自分の沢山の荷物をその中にいれた。


入らない荷物は、床に置いたり 棚の上に積み上げ「よし。オレの部屋はできた!」と。


これが「片付け」の本を15冊持っている人の片付け方か?


しかし、私は知っている。


まだリビングにある段ボール3箱は、夫の荷物だと。


夫は、それを知らない。4畳に入れた荷物がすべてだと思っている。


今日は、可燃物のゴミの日。


そして、夫はいない。


笑いがこみ上げてくるのは、何故なのかしら。