少し前になにかで「高校に受かった子どもが まず何をするか?」という記事を読んだ。答えは「SNSで同じ高校に行く子と知り合いになる」だった。
そうなると、入学前にはすでに友だちができている。入学式後に友だちつくりを始めるのは遅すぎるということなのだろうか?
この方法がすべてではないにしろ、今の子どもは大変だ。
この記事で、先天性色覚異常の彼女と 彼女をサポートした友だちは、どうやって知り合ったのだろう。
どういった経緯で、サポートするに至ったのだろう。
記事にはない、記事に書くほどでもない ほんのちょっとしたことが積み重なって、積み重なって 彼らはそういう関係になったのだろう。
友だちは こういうものだ。人間は こういうものでありたい。
あの日「色」を初めて見た彼女は、あれからたくさんの色を見たことだろう。
今日の空は、あいにくの灰色の空。この空も見えることが、当たり前ではないのだなぁ。「あいにく」ではなく「貴重な」「きれいな」灰色の空と思えば いとおしい。
・・・と、感慨にふけっていたら 5才の息子がトイレで叫んでいる。
「お母さ~~ん!!オレ、大きいうんこが出たぁ!みてぇ!早くぅ!!」
色もイロイロ。