吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

日本、料理レベル高すぎるってよ!

お題「最近気になったニュース」headlines.yahoo.co.jp

 

確かに、私も含め日本人は「一汁三菜」って言葉に、良くも悪くも とりつかれていると思う。

 

以前、何かの本だか記事に「一汁三菜」は、もとは金持ちの食卓であり 一般庶民は一汁一菜でも十分であったらしい。

 

それが、女学校開校当初に良妻賢母たるもの「一汁三菜」・・と学生に教えていたら それが日本全国にものすごいスピードで浸透していったらしい。

 

だが、当時 女学校にいく家は ほとんどが「超」がつく金持ちである。自ら、家事をするような家庭の娘は まず来ない。

 

「一汁三菜」は、家政婦に「こういうルールを守ってつくってね」と頼むことを想定して教えられたらしたい。

 

 少し前にみたテレビ番組でのこと。


外国のごく一般の家庭にカメラが入り 日常を撮影する。そこで「日本と違う」と私が最も感じたのが、料理。

 

「週末に親戚一同があつまるため、料理をつくる」なんてナレーションが入り、どんな料理かと思えば、

 

鶏肉を塩コショウで焼いたのと、生のトマトとゆでたブロッコリーが 各自の皿に盛られている。そこにパン1種類。それだけ。量も別に多くない。

 

そうかと思えば、子どもにもたせる昼食。父親が用意をしている。


いったいどれほどの料理上手かと思っていると、

 

2枚のパンにジャムを塗って それをサンドイッチの要領でジャムの面どうしを合わせる。それを切りもしないで保存袋に無造作に入れる。一緒にバナナとかリンゴをそのまま持たせて 終わり。

 

実に簡単。簡単すぎて「えっ?それだけ?」「そんなんで大丈夫なの?」

 

そんな いらぬ心配をよそに、画面のなかの人々は 顔色ひとつ変えずに「いつもながら美味しいよ」「最高だ」なんて言っている。

 

しばらく見ていると、最初の 物足りなさや、心配はどこへやら。今度は羨ましくなった。

 

「食事ってこんなんで、いいのか」「こんな簡単レシピなら、男性も子どもにも教えられるよね」「いいなぁ、旦那さんが作ってくれて」

 

沢山のおかずが並ぶ 日本の料理、食卓は大好きだ。


だが、その料理を作れるのが女性だけでは いつまで経っても男性は台所に寄り付かないし 女性は台所に居座る。

 

「沢山作らなくてもいい」「簡単な料理だっていい」作る方も作ってもらう方も、ハードルをさげるところから始めてもいいかも。 

 

そうそう、この前の春休み中 子どもへの食事の用意が面倒で、甘くないフレンチトーストをつくった。これなら、食事になるだろうと。

 

卵と牛乳をといた中に、食パンをひたして焼く。最後にもうしわけ程度に、ツナとチーズを上か適当にパラパラ。これが、子どもたちに大うけ。

 

「このフレンチトーストが、お母さんのつくるご飯であれがNO.1だよ!なんたって野菜が全然入ってないし!」

 

お褒めいただき、恐悦至極。だけど、なんかちょっと複雑な気持ち?

 

 でも、この複雑な気持ちが 料理のレベルを、男性を台所から遠ざけることになっているのかもなぁ。


日本人、どこまでも真面目。いいことだけど、それが自らの首をしめているのかもなぁ。

 

f:id:reysolharukei:20190421225220p:plain