吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

息子とサッカー

9才の息子が、2年ほど前から 週に1度 1時間半行われる サッカー教室に通っている。


生徒は、小学4~6年生が10人ほどの小ぢんまりとした教室。


運動音痴の夫婦の間から、スポーツ万能の子どもが生まれるってのは難しい。


よって、息子は 足は遅いし ボールの扱いだって 親の贔屓目でみたって からっきしだ。


本人もサッカー教室以外でボールを触ることはないし、サッカー中継を観ることもない。サッカーにそれほど入れ込んでいないのは、一目瞭然。


それでも、サッカー教室を続けている。


1時間半の教室の半分以上は、試合にあてているが 息子はコート内にいるものの シッカリ戦力外である。


戦力外の息子が、試合中 何をしているのかというと ムダに声を出している。


「頑張ろう」とか「ドンマイ」とか言うならまだしも


「うわぁ~(相手チームが)攻めてくる~」
「(自分が)走るぞぉ~おりゃあ~」
「うわぁ~(自分の足が相手に)追い付かないぃ~」


いわゆる、感想だ。


他の子どもは、黙々とボールを追いかけているなかで 息子だけが自分の感想を叫んでいる。


ヤジ将軍ならぬ、感想将軍?


それに対し、先生も周りの子どもたちも「うるさい!黙れ」とは言わない


戦力外の息子に、誰も「戦力外だ」「下手くそ」とも言わない。


見ていると、試合中 時折「こうするといい」と他の子どもが息子に 身ぶり手振りで教えてくれている。


練習終わりに、皆で お菓子交換をするのも楽しみのようだ。


お菓子といっても、大袋に入ったチョコや飴、煎餅などを1つ交換するかわいいもの。


それでも、チームの10人ほどと交換すると 色々な種類のお菓子が集まる。


息子に弟妹がいることを知っているチームメイトは「弟妹に」と余分にお菓子をくれる。


教室を終えた息子が、声をはずませ報告してくれた。

「試合で、オレのケツにボールが たまたま当たったんだ。そしたら、先生も皆も"いい守備だ‼️"って誉めてくれたんだ」


息子は このサッカー教室が、とても楽しいのだそうだ。とても好きなのだそうだ。


よかったね。いい人達に出会えて。いいチームに出会えて。


君がそんな嬉しそうだと、私も嬉しいよ。

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