Number(ナンバー)967号「日本代表 僕らの時代。」 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2018/12/06
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログを見る
私の誕生日プレゼントは、一昨年から 1人の時間をもらうことにしている。
その日は 昼食を食べたら、主人が子ども3人を連れ出してくれる。
夕食は主人と子どもたちで外で。
皆、外食が好きだし 私も楽ができるから 双方ウィンウィンの選択。
風呂掃除をして、子どもたちの寝る用意をして 残った家事を適当に片付けたら、そろそろ出掛ける時間だ。
まずは、近所の本屋に寄って雑誌を買う。買う雑誌はスポーツ情報誌"Number"
この雑誌は隔週で発行されているが、私はこれを誕生日の夜だけに読む。
もし、売っていなかったら 携帯サイトで。便利な世の中になったものだ。
本屋に寄ったら、これまた誕生日にだけ行く近所の居酒屋へ。
誰が待っている訳でもない居酒屋で 1人酒。
さぁ、1年間待ちに待った私の誕生日のはじまりはじまり。
炭酸は苦手。だから「まずはビール」ではなく「まずは焼酎ロック」と適当にツマミを頼んで 。
やれやれ。
落ち着いたところで 1年ぶりのNumber に ゆっくりと目をとおす時間だ。
行儀は悪いが、1人でこころゆくまで呑み 呑みながらこころゆくまで読む。これがしたかった。
昔から誰にも気兼ねしない 1人呑みは好きだった。
もちろん、1人で入れそうな店かどうかを見きわめるのは重要だが ココと決まれば 周りの視線は気にならなかった。
1人で呑むのは、私の周りにあまり酒呑みがいなかったことと 会社に酒を一緒に呑みたいと思える人がいなかったから。
でも、1人で呑むにはお供が必要。
何もせずの1人呑みは、私には苦難だ。
だから その頃、週末ごとに観戦していたサッカーの雑誌に手がのびた。
その中で、1番のお気に入りがNumber だった。
だから「Number を読むのは酒とともに」になってしまった。
自宅で子どもが寝たあとに呑めばいいじゃないかと言われそうだが、どうもいけない。
私は 呑むときは、腰をすえて呑みたい。
だが 自宅にいると あちこち目がいったり気付いたり。
洗濯物たたんでないな。
キッチン汚いな。
子どもの服のボタンがとれかかっていたっけ。
あの提出書類は・・・。
そうしていると、何故だか子どもが起きてくる。
「ママ~何で隣にいないのぉ?」「ママが起きてるなら一緒に起きるぅ」
家族との外出先で呑むこともあるが、子どもとゲコの主人を目の前に腰をすえて呑めるはずもない。
帰宅後にだってやらねばならないことは山盛りだ。
だから、誕生日。
「誕生日プレゼントは、時間をください」となった。
Number を隅から隅まで読み終わる頃には、イイ具合に酔いがまわって シンデレラタイムはおわり。
また来年のお楽しみ。
この年で誕生日が楽しみなんてのも、いいじゃないか。