吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

息子が私にディスられたというから

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ある日、小3息子が

「オレは、お母さんにディスられて、すごく傷ついた」

と、ポロっと言った。

 

私に、息子をディスった記憶はない。

 

すぐに、事の真意を尋ねると

「きっと、大したことないと笑われる」

と拗ねて、なかなか言わなかったが、ようやく口を開いた。

 

それによると、傷ついたのは、小3息子・小5娘と3人で、週1度に行く、食料品買い出しのとき。

 

我が家の食量品御用達スーパーは、とにかく量が多く、物は大きく、安い。

 

白菜やらキャベツは1玉で売られ、人参はとんでもなく大きくて太いのが5~6本入って1袋。

 

1キロの豚かたまり肉とか、1キロの手羽元が、1パック。

 

どんぶり山盛り量の焼きそばとか、大人の左右の手のひらを合わせても余るカツが、1パック。

 

半量とか、1人分とかの少量サイズなんてものはない。

 

とにかく、大きい、大量がモットーのスーパー。

 

それ故、我が家に需要に、誠に適したスーパーである。

 

が、それ故、そこで1週間分の食料を買うと、とにかく買った荷物が重い。

 

白菜1玉とか、白米5キロなんて買った日は、この総重量がいったい何キロあるのか、荷物を持った我が腕が、よくもまぁぬけなかったと感心する。

 

この毎週の買い物に、ほぼ毎回付き合ってくれる、小5娘は、何も言わず、荷物を半分持ってくれる。

 

さて、小3息子の言う、ディスられたという日。

 

その日も、大量の荷物があった。

 

娘と私が大荷物を抱えているなか、息子は手ぶらで鼻歌を歌いながら、1人小走りでエレベーターへ向かっていた。

 

そこで私が

「ちょっと待て。この状況で、手ぶらで先に行くとは、どういう了見だ!?」

と言った。

 

続けて

「姉が、重い荷物を持っているのが見えないか?」

「女2人が、重い荷物を持っているのに、男のキミが手ぶらはありえない」

とも言った。

 

息子曰く、そのときに

「姉がやっているのに」

「男なのに」

と、私に比較されたことが、ディスられた、傷ついたと。

 

私としては

「自分も何か持つよ」

の1言が、察して欲しかったと話した。

 

しかし、息子は首を振って、自分の論点はそこじゃない。

 

自分を姉と比較したこと、男はこうあるべきと言った私の言葉が傷ついたと。

 

こうなると、話は平行線。

 

確かに、子ども同士の比較や、男だから~という勝手な考えを押し付けた点は、私が悪かった。

 

モヤモヤもしたが、私が謝って、この話は終わり。

 

これは、今、彼に言ったところで、たぶん経験の浅さ等々と彼の性格上

「やはり、自分の気持ちを、母親に言わなければよかった」

と思うのが目に見えていたから。

 

まぁ、時間をかけて、教え込んでいこうと、心を整理したわけで。

 

その数日後、

「女性は、物事を2次元の面でとらえ、男性は3次元の点でとらえる」

という記事を見た。

 

gendai.media

 

分かる、分かるけれど、そうは言っても・・と思いつつ、未来の息子のパートナーに、こんな思いをさせないためにも、今のうち教育せねば!と誓う冬の日。

 

そういえば

「女は他人(特に男)を教育するのが好き」

って、話もどこかで聞いたな。

就寝前にケーキを焼く

就寝時間1時間前というときに、ケーキを焼いてみようと思い立った。

 

ケーキなぞ焼くのは、年に1~2度。

 

私が、それをするときは、たいてい何かを消費しなければならないとき。

 

今回もそう。

 

少し前から、冷蔵庫に眠るヨーグルトの賞味期限が、そろそろマズイ。

 

ヨーグルトは、長いこと、私のおやつ替わりで、冷蔵庫にはマストの品。

 

それなのに、ヨーグルトを食べるとトイレに行く回数が増えてしまう身体に、私はなってしまった。

 

あれは、たまたまだろうと、その後も、未練たらしくヨーグルトを買ってしまったのが運の尽き。

 

トイレの天井を見ながら、認めざるを得ない状況は、すぐにやってきた。

 

これも、老化なのか。

 

そんな訳で、ヨーグルトの行く末を決めるべく、レシピサイトをのぞいていたら、ヨーグルトケーキなるものを見つけた。

 

家にある材料で、ヨーグルトの水切りなど面倒な手間もなくできるレシピ。

 

そして、さきほど、材料を混ぜ、型に流し込み、オーブンに入れた。

 

レシピによると、焼けてから、1晩冷蔵庫で冷やした方がいいという。

 

さて、年に1~2度の素人のケーキはどうなるものか。

 

子どもたちの「楽しみ!」との言葉が、支え。

 

小さなことでも、明日に楽しみがあるのは幸せ。

 

そんな夜。

本人に素直に聞けばいいって話

今週のお題「あったかくなったら」

1年365日1人リア充の夫が、珍しく、昼間にLINEをしてきた。

 

こういうときは、役所に書類を取ってきてくれ、または、こういう手紙が届いていなかったか?の2択。

 

やれやれと思いながら、文面をみると

「3月に旅行の予約をした」

「予定は大丈夫?」

と。

 

「どなたの旅行予約?」

と返したら、

「家族旅行」

と。

 

確かに、昨秋、夫は結婚後初めて

「有給休暇をとるから、家族旅行をしよう」

と言い出した。

 

19年間自分のリア充を、最優先してきた夫の言葉に、すわ、天変地異か!?と、子どもと共に、恐れおののいた。

 

結局、言い出した数日後に

「やっぱりムリ」

と夫から断りがあって、家族旅行の話しは、それっきりになっていたが。

 

私の中では抹消されていた話しが、夫の中では、どうも生きていたらしい。

 

だがしかし、素直に喜べない私。

 

過去の経験から、こういう家族サービス的なことを夫がたまにすると、その後

「あのとき、オレ頑張ったからいいよね」

と思っているのか、夫はリア充が酷くなる。

 

結果、夫のしたサービスの数倍、数十倍の負担が、私にのしかかってくるのだ。

 

今回も、これか?これなのか?

 

自ら旅行の予約をとるという、かつてない、この家族サービス。

 

この後、いったいぜんたい、何が待ち構えているというのか。

 

今週のお題「あったかくなったら」…春、果たして、夫は何を考えているのか?果たして、妻は?

 

乞うご期待…だといいな。

初詣

ギリギリ松の内という日、小5娘と初詣に行った。

 

そこは、この辺りでは、有名な初詣スポット。

 

その日は、小3息子も、フリースクールの人たちと、同じ場所に初詣に行くことになっていた。

 

初めのうち娘は、現地でフリースクールの人たちと、会うのではないか、どう思われるか、声をかけられたらどうしようと、人見知りを発動して、行くのを嫌がった。

 

しかし、正月中、ほぼ家にいたため退屈したようで、結局は行きたい!と。

 

当日は、晴天に恵まれ、気温もほどよく、風もなく、絶好の初詣日和。

 

最寄り駅の駐車場に車をおき、駅からのびる参道を、娘と2人歩く。

 

道の両側には、お店が並び、その前には、いい匂いの屋台もギッシリ。

 

車両通行止めになっているし、人通りもまぁまぁ、のんびり右に左に首を振りながら歩く。

 

途中、和風雑貨屋に立ち寄った。

 

こういう買い物は、女同士がいい。

 

これが、夫や息子が一緒なら

「そんなものより、屋台のたこ焼きを・・」

となったろう。

 

女2人で、店内を、これが可愛い、値段はどうか、あっちの棚も見てみようと言いながら。

 

結局は、最初に2人で目についた、箸に決めた。

 

家族全員分の干支のついた箸。

 

「喜んでくれるかなぁ?」

弟たちに会うのではないかと心配していた娘は、買った箸を手に、ニコニコしていた。

 

お参りもして、また違う参道を歩いていたら、息子とフリースクールの一団が、屋台の前にいた。

 

娘は、私の後ろに隠れたが、フリースクールの人たちは、屋台の食べ物やら、周りに夢中で、こちらに気付いた様子もない。

 

息子に手を振ったら「おうっ」という感じで、一瞬目線を、こちらに向けただけ。

 

「外で家族に会うと、恥ずかしい年ごろになったのかしら?」

「やだぁ、カッコつけちゃって~!」

と、娘とクスクス笑いながら、息子たちの前を通り過ぎた。

 

少し遅い昼食は、参道から1本入ったところにあった、イタリアンレストランへ。

 

屋台で済ませてもよかったが、私が、腰をおろして、ゆっくり食事をしたかった。

 

年なのだなぁ。

 

写真のない、文字だけのメニューを渡され、娘は戸惑い、母も

「ここは、ファミレスじゃないから」

と小声で言う。

 

結局、聞きなれない名前のパスタと、たぶんこんな感じなのかな?というピザを注文。

 

ちょっと冒険?虚栄を張った?ピザとパスタは、当たりの味だった。

 

「美味しい!でも、お兄ちゃんと弟は食べないね」

「お父さんも、この味は無理かなぁ」

「美味しいのにねぇ」

 

遅い昼食を食べ終わった頃には、少し日が傾いていた。

 

参道にまた戻ると、猿回をしていた。

 

娘と2人、お猿の芸に、そばにいたお姉さんの話術に笑い、手を叩いた。

 

夕日と娘の笑顔と。

 

いい初詣だった。

神経活性化中

我が家は、只今、カードゲームブーム到来中。

 

毎晩、家族で、UNOとトランプをしている。

 

前回のブームは、3か月ほど前。

 

そのときは、小5娘と小3息子が自身が負けると、怒って、泣いてで大変だった。

 

「負けるから、面白くない!」

「こんなの、もう絶対やらない!」

と、怒って泣いての2人が捨て台詞を残し、前回のカードゲームブームは去った。

 

今回は、そんなことはケロリと忘れ、例の2人がやりたい!と言い出し、カードゲームは始まった。

 

今のところ、怒って泣いては、なし。

 

2人に、その理由を尋ねたら

「私達は、成長したのだ」

と、すまして答えた。

 

今回は、前回はしなかった、トランプの神経衰弱が最も盛り上がる。

 

子ども3人ともに、これが得意。

 

最初は、YouTubeをみながら片手間にするほど、中2息子は無敵だった。

 

しかし回を重ねるごとに、小5娘もメキメキ腕をあげ、小3息子もなかなか。

 

今では、中2息子は、神経衰弱のときは、YouTubeの画面を消すようになった。

 

「えっと~どれだっけなぁ。確か…」

「この数字、誰か出したよなぁ」

「誰も出してないよぉ」

「◯◯が、この辺に前に出してた!」

「そういうこと、言わないの!シーッ!」

 

誰かの番、自分の番がくる度に、3人でやんややんや。

 

私は何をしてるかって?

 

一応、やってるんですよ。

 

ただ、昔っから、大の苦手で。

 

めくられたカードが、また裏返ると、もう数字を忘れちゃう、超超短期記憶の持ち主なもんで。

 

たまに、まぐれ当たりすると、子どもたちに

「すごい!良かったね!」

「頑張ったね!」

「お母さんも、やればできるじゃない!」

と、手厚いフォローを頂いておりまする。

 

この言葉、まだヨチヨチ歩きだった子どもに、よくかけていたような。

 

成長著しい若木に、いやいやまだまだ!と、毎晩頭を回転させている中年木。

 

神経衰弱ならぬ、神経活性化中。

推しは尊い

我が家は、子どもへの、月々のお小遣いはない。

 

その代わり、家事をすると、お金を支払う制度にしてあり、それが子どもたちのお小遣いとなる。

 

さて、自他ともに認める、仮面ライダーオタクの小3息子。

 

少し前のこと、彼は、たまたま私と一緒に立ち寄った近所のスーパーで

「あそこの棚にある、500円の仮面ライダーの玩具2個を、お小遣いで買いたい」

と言い出した。

 

要は、千円の買い物がしたいと。

 

しかし、息子の貯金箱に、千円の大金はない。

 

千円を貯めるには、あと、家事(ものにもよるが)10回分をしなければならない。

 

そして、千円は、自身のお金で買う、史上最高額の買い物。

 

それでも買おうと、踏み切ったのは

「今までの仮面ライダーで、最も好きなキャラクターの玩具だから」

の1点につきると言う。

 

私に前借りというかたちで、その玩具を、今買って、千円分を後で家事をして払うということも提案したが

「借金はしたくない」

と、息子。

 

そう決断すると、息子の帰路の歩みがやけに早くなる。

 

もう一刻も早く千円を手にして、今行ったスーパーにとってかえして、お目当ての現具を買わなくてはと。

 

「おいおい、ちょっと待ってくれよ~」

と、母ちゃんは置いて行かれぬように、必死。

 

息子は、トイレ掃除を10回分を、帰宅してすぐにすると言い出した。

 

既に、トイレ掃除は、私が朝に終わらせていたが、まぁ掃除は何度してもかまわない。

 

それより、トイレ掃除1回でいくらという料金設定の中、10回分をこれから1度にするという、息子の言葉の意味が、私にはわからなかった。

 

分からなかったが、させてみた。

 

トイレ掃除の方法を、一通り説明し、それからしばらく、トイレから息子が出てこない。

 

「終わった!!」

と、出てきたのは、30分後。

 

どれどれと、トイレを見に行くと、便座の表側が赤茶色く汚れている。

 

指摘すると

「さっき鼻血が出ちゃってさぁ、それが残っていたんだ~」

と言って、そこを拭き始めた。

 

いろいろ、興奮しすぎたんだな。

 

正直、息子の言う10回分のトイレ掃除と、私のした1回分の掃除との違いは、分からなかったが、お金を支払った。

 

そこから、30分前に行ったスーパーに、また2人で行って、お目当ての玩具を買った。

 

玩具は、お菓子売り場にあり、ガム2つと10センチくらいの小さなフィギュアがセットになったもの。

 

そういえば、この手のお菓子は、私の時代にもあった。

 

私の時は、リカちゃんの家具つきだったような・・。

 

帰路の息子は、小躍りして、上機嫌。

 

「推しは、やっぱり尊いんだよなぁ~!!」

そう、近所中に響き渡る声で叫んだ。

 

そして、今

「お母さん、これ(フィギュア)カッコいいと思わな~い??」

と、毎日聞かれる。

 

正直、よくわからない。

 

良くわからないが、その良くわからない息子の推しに、彼の姿が届け!と思う。

小人の靴屋っぽいけれど

中2息子の、私への借金返済期日が、2日後に迫っている。

 

借金というのは、本人の契約している有料チャンネルの月額料金、数百円。

 

我が家は、子どもへ月々のお小遣いはない。

 

その代わり、家事をすると、お金を支払う制度にしてあり、それが子どもたちのお小遣いとなる。

 

先月までの息子は、返済日当日になって慌てて、家事をして、お小遣い稼ぎをして、それを返済にあてていた。

 

ところが、今回は、数日前から、家事をしている。

 

昼夜逆転中の息子は、私が寝ている間に、食洗機の中の食器を戸棚にしまってくれたり、洗濯物をたたんでくれたり。

 

朝起きて、1つでも家事が片付いているのは、気持ちがいい。

 

昔読んだ童話「小人の靴屋」的なあれ。

 

ただ、童話と違うのは、起き抜けに料金(お小遣い)を請求されるところ。

 

そして、雨降りなのに、ベランダの植物に水やりをしたからと、料金請求をされるところ。